黄ばみ取り体験記
今日は、おばあちゃんの知恵袋にチャレンジ。
黄ばんでしまった手ぬぐいを復活させたいのじゃよ〜。
実家で、弟から譲り受けた『背筋の伸びるイス』を使っていたんですが、
山善(YAMAZEN) セーフティーチェア ブルー YS-146
- 出版社/メーカー: 山善(YAMAZEN)
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安物だったせいか、座面とヒザ部の生地が、化繊でチクチクする。
で、そのチクチクする部分に巻いていた手ぬぐいなのです。
すっかり黄ばんでしまってよそ様には見せられない有様なんですが、
気に入った柄なのでできれば復活させたい。
洗濯しても、ハイターしても、どーにもダメ。
ところが、ネットにこんな情報が落ちてたんですよね〜。
『綿や絹の黄ばみは、塩と炭酸を加えた湯で1時間煮沸するととれる』
むむ…ホンマかいな?
煮沸というところに少し不安を感じますが、このままでは捨てるより他なし、
試してみる価値はある。
という訳で、おばあちゃんの知恵袋、チャレンジスタート。
パスタ鍋に半分ぐらい水を入れ、塩と…
…炭酸って、重曹のことだったよね…?(大丈夫か)
テキトーにドサドサと入れます。
(だって、分量どこにも書いてなかったんだもん/汗)
多分、水4Lぐらいに対して、塩&重曹各大さじ3〜4ぐらい入れたんじゃないかな?
沸騰したら落し蓋代わりのお皿を入れて、待つこと30分。
おお!お湯が茶色い!!
そして…くさい!!(笑)
激臭というタイプの臭さではなく、まさに『古臭い』におい!!
茶色い『ふるくさ汁』に、手ぬぐいが浸かってるんですよ〜っ(笑)。
そうかー、古臭いって本当に、古くなったものが発する臭いにおいなんだ〜。
においさえ分離できれば、古くてもくさくないのか〜。発見。
肝心の手ぬぐいはといえば、あれだけ大量の『ふるくさ汁』を生み出したにも関わらず
まだうっすらと黄ばんでおります。どんだけ根性入れて黄ばんどんねん(笑)。
心配だった色落ちやコゲはありませんでした。おお〜っ。
これは何とかなりそうだっ、光が見えたぞ。おばあちゃんナイス!
化学反応である以上、塩と重曹の量に対する黄ばみ復元には限度があろうと思い、
一度お湯を全部流し、再び作り直して煮沸続行。
今度こそ真っ白新品ちっくな手ぬぐいさんに出会えることでしょう〜(=ω=)
* * *
…残念なお知らせです…。
すっかり忘れて、TVに見入ってしまいました…。
ずっと漂ってた古臭いにおいから、若干毛色の違うニオイに変化したことに
気づいたときには、既に遅く。
水換え後の沸騰から、1時間半が経過していたのです…。
ガッチリ色落ちしちゃいました…(T_T)
結果的に、根性入った黄ばみから、根性入った青いまだらに変化しただけでした…。
悲しい…一瞬喜んだだけに、余計に悲しい…(阿呆がいます)。
それにしても凄い色落ち&染まり具合だよ。お皿まで染まってるよ。
今はまだ、悲しみから立ち直れていないのです。
故に、手ぬぐいさんは、ハンガーにかけて乾かされております。
往生際が悪い。
お皿のほうは、三度塩と重曹を入れたお湯を作って煮沸したら、何とか復活しましたよ。