わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

さをり織り体験

さをり織り、体験してきたよ。



・・・ムスコズが。




発端は、二世のこのセリフ。



「おかーさん、布って、どやってできてるん?」



タテ糸にヨコ糸を・・・って説明してみるものの、上手く想像できないご様子。
動画を見せても良かったんだけど、どーせなら体験していただきましょうって事で。




駅近の工房で、30分500円のプチ体験♪



折り機の扱い方だけ教わったら、後は自由に進めていきます。
もう、感性の赴くまま。ひたすらフリーダムに。
キレイに仕上げるコツとか、色選びのアドバイスとか、
そういったもの、一切ありません。
そう。だって、それが【さをり織り】だから。



さすがに5歳のじゅにあには少々キビシかったらしく、
最初の方、つい口を挟んでしまったりしたのですが・・・がんばって自重!
足を踏み変えずにヨコ糸を往復させて、せっかく通した糸が戻っていくー・・・
なんてな事がしょっちゅうありました(苦笑)。
まーね、そんなミスも、たのしさのひとつさ!



苦戦するじゅにあとは対照的に、二世はグイグイ超スピードで織り進めていきます。
それもそのはず、糸を詰める力が弱い。生地スッカスカ。ほぼガーゼ。
ヨコ糸の往復数の割に、長さが出るのです。そりゃー早いわな(笑)。
けどまー、それだって良しでしょう!



実にじゅにあの3分の1ほどの時間で、二世の体験分は終わってしまいまして。
折り機の扱いに慣れすっかりノリノリだった二世。明らかに、もの足りないお顔。
急遽500円追加して、倍の長さを織らせてもらうことにしました。
臨機応変に対応してくれる工房さんで、助かった〜。



最後に、タテ糸の始末をしたら、完成ー♪



2枚の、カラフルで、それぞれ好みの色が入った布が、仕上がりました。
眺めてウットリ。ほおずりしてウッフリ。
大変お気に召したご様子です。よかったねぇ。



あまりにも2人が気に入ったので、即、次の予約を入れてきました(笑)。
今度は2時間1000円のコース。
やったね二世!倍以上織れるよ!(笑)





二世は、『とことん没頭系』ってあまり性に合わないのかと、今まで思っていたのですが。
動作的にハマるものでさえあれば、とても楽しくできると判明しました。
収穫です。
しばらく通ってみるまであります。それこそ年単位で。



じゅにあは・・・
心地よくビートを刻めれば完成品の仕上がりは二の次、みたいなトコあったし、
(だって、布も糸も見てない!ギタリストよろしく、情感たっぷりに天仰いでた!)
どちらかというと折り機よりドラムを踏ませた方が良いのかもしれない(滝汗)。