ヒマな時なにする?
「おかーさん、ヒマな時って何したい〜?」
二世が、おもむろに聞いてきました。
・・・
そうか・・・
小学生って、『ヒマ』なんてモンがあるんやなぁ・・・。
「いや・・・大人には、ヒマなんか・・・ない・・・・・・」
「んーー、そういう意味じゃなくてーー・・・
・・・
・・・ヒマな時にしたいことって、なに〜?」
いや、だから・・・。
大人にヒマな時とか、ないんだって・・・。
やることに追われながら、やりたいことをねじ込むので精一杯だって・・・。
そのときは。
子どもの時間富豪っぷりに、新鮮なおどろきを覚えるばかりだったのですが。
夜、眠りにつく前に。
改めてこの質問を、ぼんやりと考えておりました。
二世の言う
『ヒマな時にしたいこと』
というのは、
『余暇の過ごし方』
だったり
『ヒマを作ってまでやりたいこと』
だったり。
多分、そーいうこと。
おそらく二世が欲しかった答えは、
『手芸をする』
『ゲームをする』
『ウクレレの練習をする』
『お菓子をつくる』
『物置部屋を子供部屋にすべく改装する』
とかまぁ、そういう類のモンだったんでしょう。
(最後のだったらよろこんだだろうなー/笑)
そういう、『私がやりたいこと』の話がしたかったのであって。
『私にヒマがあるかどうか』の話は、全く必要なかった。
『やりたいことは何か?』と聞いているのに
『ヒマはない』と返ってきた。
ディスコミュニケーションにも、ほどがあるよなぁ。
文脈どおりに受け取って、ウラの意味が読めないタイプの自閉症を
アスペルガー症候群なんて言いますが。
二世からすりゃー、私がアスペみたいなモンだわな〜。
二世は、アスペルガーじゃないタイプの自閉症で。
私は、(とりあえず診断とかはついてない)定型発達(のハズ)で。
けど、コミュニケーションを破綻させているのは、私の方で。
自分の受け答えばかりが正しいと思うのは、ほどほどにしないとな〜・・・
なんて、ちょっと思いました。