311から7年
東日本大震災から、7年経ちました。
あの頃の体験談を公開してくれる方が、ずいぶん増えてきたように思います。
ようやく暮らしが落ち着いてきた、ってことかしら。
ようやく体験を消化できるようになってきた、ってことかしら。
そうだといいのだけど。
ここ数年、311の日になると必ず頭をよぎるのが、
ゆるりまいさん。
わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
- 作者: ゆるりまい
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: 単行本
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震災を機に『捨てたい病』を発症して、
徹底して『持たない暮らし』を送っている方。
公開されてるお住まいが、ガチでハンパなく何もない!
どうすればコレで生活していけるのか、もはや全く想像つかないのですが・・・。
ホントすごいです。一見の価値アリ。
所有していたものが、ガレキとなって押し寄せてきた恐怖。
避難先に持って行きたいと思ったものは、10分の1もなかったという経験。
その説得力を、3月11日になるたびに思い出すのです。
墓に衣装は着せられん、とも言います。
必要なものを見極めて、できるだけ身軽に、暮らしたいなあ。
幸い、生かされているのだから。
そんなことを、思う日です。