わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

おしゃべり!おしゃべり!

風邪はのどからくるタイプです。



いま、まさにその状態。
イガイガ〜。



発熱にまでは至ってないので、ケアさえちゃんとすれば
まだ帰ってこれる段階ですかね〜。
といいつつ寝て過ごしてるので、家事の作業量的には風邪引いてるのと一緒(汗)。



幼稚園への送迎は、相方さんにお願いしました。
職場に30分以上早く着いちゃうだろーけど、まー勘弁しろ(何)。
お迎えは、マスクしてモコモコ着て、自転車でがんばりました。


「あら〜・・・いつもの元気なおかーさんじゃないですね・・・」



と、先生に言われちゃいました。
超絶おしゃべりな私が、しゃべりませんからね。ノドやられると(苦笑)。



しゃべれないというのは。



大変にストレスフル。



目下大変なのは、子どもたちへの指示が通らないこと。
遠くから平然とアレコレ要求するじゅにあ。
そもそも人の話を聞かない脳に生まれついてる二世。
朝の「そろそろ着替えて」ですら、4回言ってはじめて動き始める2人です。
母の声が出ないとあっては、彼らの社会生活が崩壊します。
(そこまで言う)



私が風邪を引いたとなると、たいへん張り切ってくれるのがお義父さん。
すわ孫ちゃん達の大ピンチ!とばかりに、毎日なんぞ届けてくれます。


しかし・・・残念ながらこちらも、しゃべれない私にとってはかなりのストレス。


(おそらく二世と同じく)人の話を聞かない脳に生まれついているお義父さん。
加えて、年々耳が遠くなって、日常生活に支障をきたし始めている現状。
風邪っぴきのかすれ声なんぞ、耳に届くハズがありません。
普段口酸っぱくしてアレコレ止める嫁がしゃべれなくなるという状況下だと、
100%自分のやりたいことベースで、いろいろ地雷を踏んでくれます。
(そして、いつもよりちょっぴりイキイキとしたオーラで帰っていかれます/苦笑)



察してくれる人であれば、遠慮なく頼れるんですけどねー・・・。
そんな能力は持ち合わせていない、根っこが善意であることを考慮したって、
身体が辛いところにストレスを加えられるのは、まーまーしんどい。
勝手に被害妄想ふくらませて、倒れたところを上から踏まれたような気分になって


『くそう・・・ノドさえ無事なら・・・(涙)』


と、床を舐めつつ拳を固めるのです。




しゃべれないことで不利益を被ったことは、一度や二度ではありません。
むしろ、幼少の頃からずっとそうです。
思ったことを上手に言葉にできない、とても口下手な少女でした。



って、今となっては誰も信じてくれないけどな!!!



いま私がここまでしゃべれるのは、あの時代があったからこそ。
言いたいことを上手く言えずに、誤解されたり、泣き寝入りさせられたり。
二度とそんな目に遭いたくなくて、毎晩布団の中でひとり反省会を繰り返した、
あの時代があったからこそです。



しゃべる力が、私に自由をくれた。



だから私は、しゃべる自分が好き。



けど、しゃべらない私の方が好き、という人もいます。
主に、親戚連中がそうです(苦笑)。



「はーッ、口が達者な女はかわいくないわッ!」


と、酔いに任せて吐き捨てた父親とか。


「今日は風邪でたけちよが静かだからいいわー♪」


と、言ってはばからない母親とか。


「化けたな〜・・・今日はしゃべったらアカンで」


と、結婚式用にドレスアップした私に言った従兄弟とか。



んー、まあそうでしょうね。と。
私が黙っていた方が、都合のいい人たちだからね。
私がしゃべりはじめたら、自分に都合の悪いことが次から次へと
明るみに出されるからね。



私がしゃべらない方が良かったんなら。
そういう育て方、関わり方だってできたんだよ。
私に『黙って泣いてた方が、トータル得できる』って思わせればよかった。
気持ちを察してあげたり、後でこっそり美味しいもの食べに連れだしたり、
あの場で言いたいことこらえて偉いねって褒めてあげたり。



黙って泣いてるだけだからアーこりゃ楽だ、とばかりに
不利益押し付けて、後ほったらかしで、自分たちだけいい目に遭ってるから。
『黙って泣いてるだけって損だ、しゃべれるようにならなきゃ』
って思うんじゃん。



しゃべれるようになったら、自己主張できるようになったら
本来当たり前に享受できるハズだったことの何分の1かが手に入って、
だから『しゃべれる方が得だ!自由だ!』って思ったんじゃん。



「しゃべらない方がいい」?



そりゃーそーでしょうねぇ。
私はヤだよ。願い下げ。



基本的に、


私に
『あなたはしゃべらない方がいい(自分の好みに合う)』と言う人は、
『あなたには不幸で泣いて暮らしていて欲しい』と思ってる人


だと思っております。
あしからず。





と、言ってもまぁ。
しゃべり過ぎて失敗することも・・・まま、ある・・・。



そりゃぁね、一般的に人間は、しゃべる人より聞いてくれる人の方が好きだしね。
そんな時は、まーヘコみますよね。
過去に『あなたはしゃべらない方がいい』って言った人たちのことばが
グルグル脳内を駆け巡りますよねー。



そして、最後に思い出すのです。



「しゃべらないお前と居っても、お前と居る気がしない」



って、ぶーたれた相方さんのこと。



新婚旅行2日目のことですよ。
直前の結婚式ならびに二次会でしゃべり倒して、前代未聞レベルで完ッ全にノドつぶして
かすれ声すら出ないまま、北海道をアチコチ観光していた時のこと。
(あの時会った現地の方は、たぶん私のことを唖の人だと思ったと思う/笑)



ちゃんと居るんだよ。
私の好きな、しゃべる私のことを、同じように好きでいてくれる人。
面と向かって好きだと言ってくれることなんて早々ないから
忘れそうになるけどね(笑)。





私はさッ。
しゃべる私を好きでいてくれる人に囲まれて、人生を過ごすのだ〜!
しゃべらない私が好きな人とは、残念ながらタイプが合いませーん!
どっか別の人と幸せになってね☆




と。
思う。。。




あと今更ながら、私の幸せとほぼ直結しているmyノドさんのことは
もっと熱心にケアしてあげなきゃいけないと思いました。遅ぇ。