公園デビューとアヤシイ人影
通学路から一本入ったところにある公園が、園児に大人気。
何といっても、大きいすべり台があるんですよ!
(というか、すべり台しかないんですが)
『一本入ったところにある』と表現しましたが、周囲は見晴しええので
通学路からモロ見えなのでゴザイマス。その大きいすべり台。
寄り道ご法度な小学生たちは、もちろんガマンの子。
まっすぐ帰宅の一手なのですが。
そんな法なぞ存在しない幼稚園児ちゃん達には、全く以って関係ナシ!
「おかーさん、きょう こうえんよろー」
「ぼくもよりたい〜」
「なーおかーさん」
「ねー、いきたいいきたい!」
あちこちから聞こえる、園児たちのおねだりの声。
これが
14時の降園後、1時間ほど園庭で遊んだのちの発言なんだから、
お前らの体力どーなっとんねんと言わざるを得ない。
もう15時だよ・・・帰ってオヤツ食べようよ・・・(疲)。
そんな、人気の公園。
いつも別ルートで帰るとあって、一度も寄ったことがありませんでした。
(とっとと帰りたいってのも一因にはある/笑)
でも、今日はひさしぶりのいいお天気。
ここ2週ほど雨つづき、特に土日を台風につぶされてるとあって、
たまにはお外遊びもいいんじゃないかと思ったのです。
そんなこんなで、じゅにあさん。
念願の公園デビュー!
着いたら既に、同じクラスの園児ちゃんたちが遊んでました。
普段見かけないじゅにあの姿に、園児ちゃんたちはテンションUP!
じょうずなすべり方や、ちょっと変わった楽しみ方なんかを
レクチャーしてくれましたよ(笑)。
しばらくすると、上からすべるより、下から駆け上がる方に夢中になる
じゅにあの姿がありました。
うん。ムリじゃないかな?(何)
横から見たところ、明らかに上のほう、角度が絶壁やもん。
真ん中からちょい上までは登れても、そっから先、坂道じゃなくて壁やもん。
一番上まで手が届けばワンチャンあるけど、身長的にムリっすよ。
仮に届いたとして、身体持ち上げるだけの体力、君ないっしょ?
なーんて遠巻きに見ながら、ふと。
公園の裏手の山に、目を向けましたら。
人の姿がある。
しかも・・・小学校の帽子かぶってる・・・??
気のせい??
だって、下校時刻まだだよ??
謎すぎる。
帰りに寄り道しちゃった小学生、って感じではなさそうです。
時間的にもそのはずだし、楽しそう&悪そうなオーラをまとってない。
公園から山頂へルートはありません。登れるガケでもない。
何であんなところに、人が・・・?
それが、何とはなしに、こちらを気にしているような、いないような。
あ、いなくなった・・・。
それからその人影は、現れることはありませんでした。
私とじゅにあも、結構あそびつかれたので、ほどなく退散。
何とか二世が帰宅する前に、うちに着くことができました。
「こうえん、たのしかったー!
おにーちゃんにもおしえてあげよう!」
ワクワクしながら兄の帰宅を待つじゅにあ。
しかし二世は、帰宅するなり開口一番こう言ったのです。
「おかーさん、じゅにあちゃん、公園にいたでしょ〜^^」
え。
「なんで知ってるかは〜・・・ナイショ☆」
・・・どうやら、
あの人影は、わが子だったようです。
いやー、分からんモンやね!自分の子!
親は一目でわが子が分かるとか、あんなモン嘘八百やね!!
はっはっはー!!
支援学級だけで、どんぐり拾いに行ってたんだって。
山頂へは、公園と反対側にルートがあるとのこと。
なるほど〜。すべての謎が解けたわ!スッキリ♪