わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

じょおうさまになりたい

「わたし、〇〇のくにのじょおうさまになりたーい♪
 バイキンマン、おねがいね〜」



TVから、そんなどきんちゃんの声が聞こえてきます。



いまさら説明するまでもなく、よくあるパターンのアレです。
妖精の国だのフラワーランドだのをのっとって、
着飾って、ごちそう食べて、えらそうにして、ワガママ通してごまんえつ。
そーいうのをやりたいが故の発言です。



『じょおうさまになりたい』



女王さまって、そういう立場じゃないのになぁ・・・
と、大人げない感情が胸の中を、モヤモヤ。



着飾るのだって、国を背負って立つ者が他国に軽んじられないための手段だし。
ごちそうにしたって、来賓のおもてなしであったり、国内産業を支えるためであったりするし、
一方で健康にも気を使わねばならず、なかなかままならぬもの。
えらそうにして、ワガママ通して自由きままに振る舞える女王様がいたのは
民主主義以前の話。
王政時代の『国民は我が為に在り』系女王様は、アンパンマンにこらしめられるまでもなく
ギロチンにかけられる運命です。



着飾るために女王様になりたい、とか。
金持って偉そうにしたいから社長になりたい、とか。



こどもの夢って、そーいうトコ、ままあるよな〜・・・って。
最初にワガママありきがあって、そのワガママができそうな立場を目標にするというか。
業務の真髄や醍醐味、ともすれば何をする立場かすら、これっぽっちも知らないままで
あこがれを抱く。



大人になれば、そんなの通るわけがないと誰だって分かります。
必要なことをこなすだけで、毎日精いっぱい。
やりたい・やりたくないを考える余裕もなく。
子どものころ憧れたアレやコレは、気が付けば単なる通過儀礼と化している。



・・・



つまんねーな。





つまんねーな、私。





私、つまんねー人間なっちまったな。





『着飾ってごちそう食べられるから、忙しい公務もがんばれる!』


って、目ぇキラキラさせてる人間の方が、
絶対人生楽しいもんな。





業務の真髄とか醍醐味とか、どーでもいいっちゃいいんじゃね?
どこに喜びを見出すかなんて人それぞれ、そこに喜びが『ある』ことのが大事。
そこに喜びを見出しちゃダメ!とか言い出したら、つまんねー人生一直線じゃん。




かっしーな〜?
そういうの得意だった、ハズなんだけど。






頭でっかちも、たいがいにせんとやね〜(苦笑)。