お部屋に飽きたら
「なーおかあさん、なーんか、ウチにおったら・・・あきひん?」
相変わらず二世は、突然突拍子もないこと言い出すのぉ。
おうちが?飽きる??
おうちはくつろぐ場所で、常に刺激的でなくていいと思ってるから、
飽きるとかは、ない・・・けどなぁ・・・?
「どしたん?退屈?
遊びにいきたいぞー、って話?」
「やー、そうじゃなくて〜・・・おうち、みあきたかなー?って」
「・・・カフェでも行く?」
新鮮味が欲しいのかと思って、深く考えずに提案しましたが、
多分そういうことじゃない。
てか二世、カフェなんぞ行っても飲むモンねぇし。
「そうじゃなくてー・・・おうちの、見ためを、ちがうのにしたくない?」
「??」
「だから〜
このおへや、どんなかべがみにしたい?^^」
ああ、そゆことね。
確かに、半月ほど前、二世に話したことがありました。
DIYとは何ぞや?という話。
棚を作ったり、壁紙を張り替えたり、本当は職人さんがプロの手でしてくれるんだけど
自分でやっちゃう人もいるんだよーって。
『どうして、かべがみをはりかえるの?』
『さぁ?・・・見飽きたんじゃない?今のに』
突然思い出して、やってみたくなったのか・・・。
「なるほどなー。
すごい大変だから、お部屋の1ヶ所だけにしたいんだけど、したらどこがいい?」
「う〜ん・・・あの壁!」
指さすは、リビングの、一番広い壁。
「ふむ。
その壁をー、二世だったらどんな壁紙に変えたい?」
「うーん・・・
・・・
ハート柄!」
ラ ブ ホ か!!
・・・って喉まで出かかったけど飲みこんで、
今度PCで壁紙見てみようね〜、って話終わらせた。
ホントは、私も張り替えてみたいなーって気持ちはあって、
やるなら子供部屋予定の現・物置部屋ってトコまでは決まってるんだけど、
そこを口に出したら毎日せっつかれるのが目に見えているので
実行の目処が立つまでは絶対口に出さないのッ。