ひとりごと
『〇〇さんに、××のように扱われたい』
という欲求。
それが叶わないことは、世の中にはそれこそ星の数ほどあります。
それでも、願ってしまう。
そして、叶わない現実に、苦しんで。
そして、諦めようと思う。
だけど、諦めきれない。
私は、もしかしたら諦めることが結構苦手で。
諦めると決めたハズなのに、望みどおり扱ってもらえない事態に直面すると、
すぐにむくれてしまうのです。
心がささくれだち、やさぐれる。
何というか・・・『諦める』の中にある『拗ねる』成分を、切り離せないでいる。
せいぜいが
「だったら私もアナタの期待には応えませんからねー。ふーんだ」
と表現するばかり。
ある意味、それでいいんだけどね。
自分の人生は、自分のために使えばいい。
誰かの期待に応えるだけの人生は、いつかどっかで狂っていく。
私は、誰かの期待に応える人生を、送らなくていい。
同様に、その人だって、私の期待に応える必要はどこにもない。
分かっては。
いるのだが。
夜中。
眠りに落ちる少し前の、まどろみの中で。
『期待に応えてほしいけど、諦める』
を
『期待に応えてほしいという思いを、手放す』
と言い換えたら、なんだかスッと、無性にラクになったので、
覚書としてここに残しておこうと思います。
ずっと握りしめていたんだなぁ。握っていることすら忘れるほどに。