わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

電子書籍っていいかも

私の中で、電子書籍の価値がにわかに急上昇。



今までね?超・否定的だったんですよ、電子書籍


本なのに、電源が要る。
電源が切れたら読めなくなる。
それだけでもう、相当不便なのに。


表示面積が狭い。マンガだと、タチキリや見開きの迫力が0。
細かいところを読み込もうと思ったら、いちいち拡大しないとダメ。
本棚に並べておけない。
読み終わった後に、古本屋で現金化できない。
価格が特に安いってワケでもない(中古本を視野に入れるとむしろ高いまである)。
気にいった記事を切り抜いてファイリングすることもできない。
表紙の質感や、箔押し文字などの、こだわった装丁も無意味に。


こんなモン、なーにがええねん!?・・・と。



思っていたんですけど。
二点ほど、ものすごく優秀なところがあることに気付いた。



かさばらない。
捨てやすい。



断捨離以降の捨てブームが小さく長く続いている私にとって、
この二点が ど れ だ け 優 秀 か !



思えば。
私・・・形の残らないものって、結構好んで買ってるんですよね。
際たるものが、外食。
楽しく美味しくお金を使って、後になーんにも残らない。
他には、ゲームセンターとか。
500円のキーホルダーは気に入っても買わないけど、
気に入ったキーホルダーが500円で獲れたらウレシイ。



逆に、形の残るものって、よっぽど気に入らないと買えない。
服とか。
家具とか。
本も、実はそう。
雑貨も、見るのは好きだけどほとんど買わない。


後々まで視界に入ってくるものなので、
『買ったはいいけど、すぐに飽きたらどうしよう・・・』
っていう恐怖がつきまとうのです。
飽きたら、無駄な買い物だった!って、突きつけられてるような気になっちゃって。



カタチの残るものを買うのは、恐怖なのです。
そして、捨てることになったら、罪悪感を抱くのです。


その点、残らないものには気兼ねなくお金が使える。
(ゲーセンのキーホルダーは形の残るものだけど、
 そこには一緒に『勝利の経験』が込められているので価値が高い)
経験のこもった品を捨てることになっても、罪悪感を抱くことはあまりない。



さて、本ですよ。



かさばって場所取って、しかも言う程読み返さなくって、
売りに行くにも重くて、しかもどーせ大した値段にゃならなくて、
捨てるとなると資源ごみの日まで待たなきゃいけない、紙媒体の雑誌と。


どれだけ買ってもHDDしか圧迫しなくて場所はタブレット1体分で、
捨てる時はデータを削除するだけの、電子書籍



どっち?





・・・と、考えると。
自分のライフスタイル的に、電子書籍って実は向いてるんじゃないかなー?って。
ふと思ったワケです。
捨てあぐねている、去年の夏に買った雑誌を手に持ったまま。





ま、タブレット持ってないんですけどね(何)。






あと
『食べたらなくなるって言うけど、なくなったワケじゃなくて身体についてるから』
って反論されるとぐうの音も出ません。