わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

二世のマラソン大会

きょうは二世の、マラソン大会の日!



お熱がぶり返すこともなく。
お天気にも、恵まれて。
満を持して・・・二世さん、マラソン大会に参加です!



じゅにあ連れて、見に行ってきました〜。



こちらの姿を見るなり、パッと顔がかがやく二世。
ほどなくしてスタートの時間になり、隊列の一番はじっこにスタンバイ。
二世の後ろには、支援学級の担任の先生の姿も見えます。



スタートの掛け声とともに、1年生男子、じょうずに走り出しました。
みるみるタテに延びていく隊列。うわー、早い子めっちゃ早い!
二世の相棒(支援学級2人のうちのもう1人)もその先頭集団にいて、
100%のスマイルを浮かべながら超きもちよさそうに走り去っていきました。
すげぇ、これが水を得た魚ってヤツか。



二世はといえば、いちばん後ろで、実に肩の力の抜けた走りを見せております(笑)。
まー病み上がりやからな〜。
その後方、つかず離れずの距離で後を追う、先生。
二世に向かってギリ、声がかけられるぐらいの位置です。
よろしくお願いします、と頭を下げつつ。



スタートを見送ったら、ちょっぴり足を延ばして半周先へ。
横長楕円形の1周コースのスタートが12時の位置、半周先は6時・・・
みたいな位置取りなので、観客の移動はラクチンです。
いや、走ってる当人たちは必死なんだけどさ(笑)。



じゅにあの手を引いて、ゆっくり移動したら・・・もう先頭集団が!!
少しペースも落ちて、各自ここでは順位を守ってやりすごすスタイル。
先頭の子はただ一人、ひとつ頭の抜けた位置。5秒ほどのリード。
さて、ここから先ゴールが視界に入ったとき、これがどう入れ替わるか・・・!?



・・・とか思ったんですけど、ココで二世を待っていると
そのクライマックスには多分お目にかかれないので、思うだけにして(苦笑)。
確実に最後方にいるであろう二世を、まったり待ちます。



おー、幼稚園で一緒だった子たちが、次々と通過していくー。
幼稚園では早かった子が、小学校だと上3分の1ほどのところに居たりして・・・
いやぁ、世界が広くなるって残酷だなぁ。



「二世くん・・・ぼくの、うしろに!いるで・・・!」



ご近所の同級生クンが、私の姿を見るなりわざわざ声をかけてくれました。
走ってて、息もしんどいやろに・・・ありがとな!
彼も同じく、病み上がりだそう。無理せずがんばれ〜。



彼の背中を見送ったら、直後に二世登場。



「・・・おかあ、さん・・・・・・もう・・・しんど、・・・・・・」



肩を落とし、うなだれて、ヘロッヘロの二世が。
それでも、一応、走っています。



「おお、せやな。病み上がりでよー頑張っとお!
 でも、もう半分過ぎたで!いける!」



コクン、と。
うなづいたような、うなづいてないような。うなだれただけのような。
そのままヘロヘロヘロ〜・・・と二世も通過して行きました。



その後、1〜2人通過して(おそらく長距離がどーーしてもニガテな手合いの子)、
その後ろを走る先生に頭を下げて見送ったら、再びスタート位置へと移動。



案の定、トップ争いのデッドヒートは過ぎた後(笑)。
スタート改めゴールには、大きな横断幕が掲げられ、
お手伝い役の6年生の子たちが拍手と歓声で迎えてくれます。
・・・やばい、ちょっとうるっときた(早ッ)。



二世まだかなー。
まだかなーーーー。
まだかなーーーーーー。



・・・来たッ。



ゴールを目前にした二世。
明らかに・・・さっきよりスピードが上がっております!(笑)
そりゃぁもう、きっぱりと!速い!!
スタート直後と大差ないオーラを放っているよ!?
もう、ラストスパートとかいう以前の問題です。
アレだ、既に気持ちが負けてた半周前と違って、いまは土俵に上がれてる(何)。



と、思うのは、脇で見ている大人だけのモンで。
(本人的には)精も魂も尽き果てて、長い旅路の果てに、ついにゴール。



完走です。
やりました・・・!



38人中、36位でゴール。
着順で一列に並ばされ、順位を書いたカードをもらってました。
ゆとり教育は終わったんだね・・・。







お疲れ様でした♪