二世 と かさ
二世さん、かさがニガテ。
歩くときに、手がふさがるのがニガテ。
ボディイメージが弱くて、かさを周囲にぶつけないようにするのがニガテ。
かさが風にあおられたとき、とっさに力をかけて耐えるのがニガテ。
ジャンプ傘じゃないタイプのかさを、手動で開くのがニガテ。
使い終わった後、巻くのもニガテ。
ある日、学校からかえってきたら、傘の骨が6本中4本折れてて。
何があったのかと問いましたらば。
「あのなー?・・・行く途中に・・・
でんちゅうとカベの、せまいところがあるんや・・・」
通るなよ。
そんな『やむを得ず』感出しながら言うなよ。
気にいったものなら、大切に扱うかな?と思い。
フライングタイガーで、二世の好きな虹色の、かさを買いました。
手動で開くタイプだったモンで、使いこなせませんでした。
うん、それならまぁ、しゃーないけどね。
速攻壊されるより良かったと、良い方に解釈しよう。そこは。
であれば。
別のかさを用意しなければならぬワケですが。
そもそも・・・『二世が使っても壊れないカサ』というのは、存在するのか?
・・・
・・・・・・
考えた結果、ダイソーで150円+税のビニール傘買ったよね。
多分ね?どれ与えても、結果的に壊れると思うのよ。
100均の傘なら壊れてもいい、とは思わないけど。
どーーーせ壊れるなら、単価は安い方がいいかなー?って。
でも、大切に扱うことは、覚えていただきたい。
かーちゃん、一計を講じました。
油性スタンプインクを買って(こーいうの)、
こどものかお ステイズオン ジェットブラック 19953-031
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けしごむハンコ掘って、押して、オリジナルにしようと。
安価で、二世のよろこぶ一品ができて。
壊れたところで、ハンコとインクさえあれば、また作れるし。
かさ本体は150円。悪くない。
と、ここまで用意したところで・・・
完成よりも先に雨の日がやってきまして、
しぶしぶ150円傘デフォのまま持たせたら
速攻でホネ2本折れて戻ってまいりましたとさ。
「あのなー・・・かぜがブワァーーーってきて・・・」
台風でもないのに風であおられただけで壊れるワケないでしょう、ってか
全力でカサ裏返すジェスチャーしながらその話したって説得力ありません。
『やむを得ず』感出しながら言うなよだから。