わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

夕飯戦線異状ナシ

晩ごはんにウッカリ、お好み焼きを人数分出してしまった。



お好み焼き屋さんに行く代わりに。
自宅で焼いて、みんなで食べる。
ただそれだけのこと・・・



・・・だと思っていたのですが。



よーーーく考えてみれば。
二世もじゅにあも、お好み焼きは食べんのです。



二世が食べるのは、明石焼きと焼きそば。
じゅにあが食べるのは、明石焼きとサラダとごはんセット(白ごはん・みそ汁)。
お好み焼きを食べるのは、親の我々だけなのです。



別にアレルギーとか、そういう心配はないのですけど。
二世さん・・・食べたことないモンは、頑として食べないからなあ・・・(汗)。
熱いと食べないから子どもの分は先に作って・・・てトコには気が回ったけど、
そもそもの食べる食べないに気が回らなんだ。うかつ。



あちゃー、やってもたーー。



二世の場合。
困難が想定されることは、あらかじめ予告しておいた方が良いのですよね。
心の準備がないところに、いきなり困難が立ちはだかると、拒否感えげつない。
要するに、パニックを起こすのです(二世の場合、比較的軽いものですが)。



それなのに、食べたことないお好み焼きを、予告なしで出しちゃった。
食べれるモンだと思ってた。しょっちゅうお好み焼き屋さん行くから、勘違いしてた。
ごはんで呼ばれて、イスに座った二世の目の前に、もうお好み焼き置いてある。



もうね。
気づいた瞬間、嵐の予感。



失念してた手前、あまり強くも言えず、


「食べれる分だけ食べやー」


とだけ告げ。
せめて食べやすく、ヘラで一口サイズにカットしてさしあげて。
自分の分を焼きに、台所へ戻りました。



焼き上がって、戻ってきてみれば・・・



あれっ?食べてる??



黙々と、粛々と、お好み焼きを口に運ぶ二世がそこにはいました。




「なぁ二世・・・お好み焼き、また作ったら食べる?」


「んー・・・まぁ、いいよ?」



まんざらでもなかったご様子。
心中、歓喜の舞を踊り狂っておったのですが、あまり大げさに褒め騒ぐと
次も褒め言葉を求めて自分でハードルをお上げになった挙句挫折しそうとか思って、



「ふむ、そうか・・・ほんじゃ、また気が向いたら作っちゃるわ」



何か妙にツンデレなセリフになったことを、ここに懺悔します。