わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

じゅにあと苦いチョコ

じゅにあさん、明治のチョコレート・アポロがお好き。



チョコ好きです、彼。チョコスキー。
中でも一番ウケがいいのが、おなじみ、明治のアポロ。
ブロックチョコもペロティもマーブルチョコも食べますが、
どのチョコが一番好き?となったら、僅差でアポロ。
イチゴがええんかのぉ。



そんなじゅにあに。
お義父さんが、買ってくれたのです。
アポロ・・・も入った、チョコのアソートパック。



明治 プチアソート 52g×10個

明治 プチアソート 52g×10個



や、いいんですよ。いいんですよ?
アポロも入ってるし。マーブルチョコだって食べるし。



でも。
ためらったのが・・・コーヒービート。



コーヒーですもん。苦いでしょ、やっぱ。
苦いより甘いが目立つレベルに調節してあるとはいえ、じゅにあはまだ2歳。
コーヒービートは、ちょっと早いかな〜と思ったのです。



「コレはかーちゃんがもらうね〜」


「いいよー♪」


「ありがとー♪
 ん〜おいち〜♪」


「・・・


 ぼくも、たべたいー。いっこちょーだい?」



ハイ、きた。



じゅにあ、超『いっこちょーだい』体質なのですよー(体質?)。
他人の食べてるモンは、何でも、自分も食べてみたい。
おいしそうとかおいしくなさそうとか、そういうのは無関係。
他人が食べてるものが、食べたい。ちょっと欲しい。分けてもらいたい。



「え〜?ニガーイで〜?」


「ほしいよ〜」


「悪いコト言わんから、やめときって・・・」


「や!ちょーだいッ!」



ま、引き下がりませんわな。知ってた。
バッドエンドしか想像できんけど、そこまで言うなら、泣いて覚え(何)。



1粒あげて、喜んでるそのスキに、残り全部、急いで食べちゃいました。
泣いてなお欲しがられても厄介だからね〜。



ところが・・・



「・・・


 おいし〜い♪」



マジかお前。



「むっ・・・ムリせんでええねんで?苦いやろ?」


「おいしーい♪」


「ホントに?苦いでしょ・・・?」


「もっとー!もっとちょーだい〜♪」



まさかの展開。



でも、先ほど書いたとおり、残りは全部、もう私のお腹の中なのです。
これは困った・・・。



「にがいがいいー。にがいチョコー、ちょーだい♪」



困った私は。
手持ちの中で一番にがいチョコを出してきて、じゅにあに与えたのです。




【カレ・ド・ショコラ、カカオ70%】。





どうぞ。ご要望の、苦いチョコです。
大人でも好みが分かれるレベルの、苦いチョコです。
チョコではない、という人までいます。
でも、お望み通り、確実に、苦いです。



さあ、じゅにあ。
これを食べて目を覚ませ、子どものチョコに戻るんだ・・・!



・・・



「おいしーい♪」



ええええええええええ。





かくして。
私の秘蔵の、カカオ70%は、2歳児に食い尽くされ。
(といっても、残り3枚しかなかったのですが)
じゅにあは大満足で、オヤツを終えたのでした・・・。



何なのこの子。
辛党?甘党?両刀??
将来心配なんですけど・・・(汗)。




未だにコーヒービートの空き箱見るたび


「にがーいチョコ、たべた〜い♪」


って言いますわ、じゅにあ。
忘れられないらしいので、また今度買うちゃらにゃならん・・・。