ロードtoぽぽんちょかんちょ
二世が 『綿誇ぽぽんちょかんちょクン』 を
どーーーーしても誕生させたい模様。
ダメです。
『名前をつけたい』というだけの動機で、赤ちゃんはお迎えできません。
よしんば赤ちゃんがやってきたとして、その名前はつけられません。
(むしろその名前をつけたい以上、いま家族を増やすのは絶対にダメだ)
いくら君が期待値MAXでも、そのおねだりだけは聞けん。
で。
折衷案として。
新しいヌイグルミをお迎えすることに決まりました。
よし、二世。
何のヌイグルミにする?
ネコ、クマ、ウサギ、パンダ、イヌ・・・何なら人間でもいいぞ。
「ん〜・・・イヌ!」
ふむ、イヌか。よしわかった。
人間みたいに2本足で立つタイプのヌイグルミか、
本物のイヌみたいに4本足で立つタイプがいいか、どうする。
「えーっと・・・4本足のほう」
ふむふむ。4本足で立つ、イヌのヌイグルミ。
色はどうする。何色のイヌがいい?
「にじいろーー!」
ま た か 貴 様・・・ッ!
もうね、この時点で、手作り1択になったワケですよ。
売ってるワケないもん。虹色のイヌのヌイグルミなんて。
何で毎回虹色やねん。虹色の何がそんなに気に入ってん。
それからしばらく、手芸店を何軒か、冷かしてみたんですけどねー。
ない。虹色の布、ない。
通販でかろうじて見つけたものの、とっくの昔に売切れたものだったみたいで。
(残ってても輸入モノでお高価かったから、買ったかどうかは・・・)
かあああああ・・・・・・ッ!
もう、こうなったら乗りかかった船じゃあーーーーーーッ!
「二世ッ!
アンタのリクエストやねんから、手伝いなさいッ!!」(半ギレ)
(↑ てつだい中)
布用クレヨンで、白布を虹色に染め。
アイロン当てて油を吸着、洗濯して落ち着かせて。
とりあえず、ここまでできた。果たして完成するか否か!?