青いけん玉の理由

二世の幼稚園、５歳児さんは、けん玉をやります。

来年から使うので、園で進級祝いとしてくれるのですよ。
あーホント、こういう配慮ありがたいッ。
買うとぼちぼち、高価いですからね･･･（汗）。
何でも、日本けん玉協会の認定品を使っているらしいので。

で。
プレゼントに先駆けて、希望の色を聞いてくれることになったのです。
（･･･昨今のけん玉って、赤オンリーじゃないんだね･･･）

候補は、赤・青・きみどり・ピンク。
どうする？

「あおー！」

即答でした、二世。
そんなに青ばっか好きな子じゃないハズなんですが、他の色は眼中にない感じ。
へー、そうなんだ。最近は青がお気に入りなのかな･･･？

なんて思っていたら、声のトーンを下げて、こっそり教えてくれたのです。

「ピンクはなー、おんなのこのいろやねん。
　だからー、ようちえんでは、ナシ。

　ようちえんじゃなかったらー･････････あり？（うふふ顔で）」

あら、そんな事考えるようになりましたか二世。

なるほど。それは無難で悪くないチョイスだね。
きっと生きていきやすいと思うよ、うん。
おかーさん、別に君が何色が好きでも構わないと思ってるけど、
その処世術をひらめいた点は評価に値すると思います。グッジョブ。

インフルエンザで行けなかった終業式の荷物の中に、
入ってました、青い玉のけん玉。
とても鮮やかでつややかでほれぼれするけど、
この玉が目いっぱい傷だらけのボッコボコになることを願う。