カワイイモノスキー
じゅにあクン1歳半、カワイイものが大好き。
ママはネコ派ですが、じゅにあはイヌもネコもイケる両刀派。
外出の際は、道を横切るノラ猫に目を輝かせ、
おさんぽ中の飼い犬にはもれなく近づいていきます。
たまーにナデナデさせてくれる飼い主さんもいらっしゃるのですが、
有り難い反面、犬の扱いに慣れているじゃないので内心ヒヤヒヤもの。
「にゃんにゃ!にゃんにゃ!」
ある日、リビングで猛烈にじゅにあが、何か訴えておりました。
にゃんにゃ?どこに・・・?
「にゃんにゃ!」
指さす先には、おむつのパッケージ。
「じゅにあくん〜、これは、にゃんにゃじゃないよ〜。
ミッキーだよ〜」
私より先に二世が、じゅにあに教えてくれました。
ウム、確かにミッキーマウス。ネズミであってネコじゃない。
「う〜〜〜〜〜・・・にゃんにゃ!」
でも、どうやらじゅにあが指しているのは、ミッキーじゃないようなのです。
ミッキーの左下あたりをずっと指さしているのです。
そこにあるのは、ミッキーの脇にある…おもちゃ箱・・・?
「にゃんにゃっ!」
見れば、おもちゃ箱の中に。
テディベアひとつ。
「これ?」
「にゃー♪」
いや、やっぱりネコじゃないし。
「これは、ネコじゃないよー。これは、クマ。
・・・ほら、コレ。これが、クマ」
リビングに飾ってあったぬいぐるみをひとつ、じゅにあに渡してやりましたらば。
「〜〜〜〜〜〜♪」
満足そうに、だっこして、スリスリして、連れ去っていかれました。
イヌでもネコでもクマでも、さては何でもいいのかアイツ。