うかぶふうせんは何処へ?
七五三に行った際もらったふうせんを見て、思ったのです。
このタイプのふうせん。
こうやって止めるタイプのふうせん。
・・・の、持ち手。写真でいうピンクのヤツ。
これ、ね?
最初見たときは、『なんだよコレ!?こんなのアリかよーー!?』って
思ったワケですよ。
でも確かに、安価だし、見た目それっぽいし、口を結ぶ手間も省けるし、
配る側からすればうってつけの商品には違いなくて。
もうすっかり普及しちゃって、今じゃ何とも思わなくなっちゃったけど。
元はと言えば・・・
『ヘリウム風船にひもを結わえたもの、っぽく見せる道具』
なんですよね〜?コレ。
この棒ついたままポンポン弾ませて遊んでて、この棒邪魔だなー・・・と思って
ようやく思い出したんだけどさ(苦笑)。
こども相手に配られるふうせんに、このプラスティックの棒が付いている理由は、
『ヘリウム風船に似た見た目が得られるから』なんだよね〜?
さて。
今の子供は、
ヘリウムガス入りのふうせんを、手にしたことがあるのだろうか?
ウチの子に限って言えば、ありません。未経験です。
もちろん、うっかり手を放しちゃって飛んでったった思い出もありませぬ。
ふうせんは『弾むもの』であって『浮かぶもの』ではないと思うよ、
ウチの子たちの中では。
そりゃーヘリウムだって産出量は限られてるワケで。
いくらでもふうせんにブッ込んでいいものでは、ないのかもだけどさ〜?
『模したもの』ばかりで『本物』がなくなっちゃうのは、ちょっと怖いなーって。
『プラスティックの棒の先に結わえられたふうせん』を見る大人には
こどもらしいのどかな光景に見えるかも知れないけれども、
持たされている当の子どもは、
「なんじゃこの棒?どーせ家帰ったら外すのに、ホンマにコレ要るんか?」
って思ってるかも知れないよなー?なんて。
だとしたら、その認識のズレは、少々カナシイ。
・・・
調べてみたら、ホントにヘリウムガス枯渇が懸念されているようで。
ふうせんなんかに入れて使ってる場合じゃなくなっちゃったのかな〜?
現時点ではふうせん用のヘリウムガス、(値上がったとはいえ)そこまで
高価なものではなさそうなのですが・・・。
今のうちに一度味わわせとくかなぁ?ヘリウムふうせん。