伯母の通夜
伯母の通夜でした。
子どもはおらず。
伯父は、9年前に旅立ち。
それを境に、めきめき老いて。
ひょんなことから、一人暮らしが立ち行かないことが露見し。
緊急回避的にホームに入り、父が面倒を見ていました。
ていねいにお世話をしてもらい。
けれども本人は、生きる気力があまりなく。
このまま先細って行くのか・・・と思われた頃。
新たな病を得て。
延命治療を拒否し。
詳しいことは聞けませんでしたが、そのまま亡くなりました。
立派な決断でした。
お見事でした。お疲れ様。
一家の途絶えた人の通夜というのは初めてで。
伯父の仏壇は、伯母のホームの部屋にあって、
コーヒーなどお供えしたのですけど。
伯母の位牌は、伯父とともに、(伯母が決めてきた)山奥のお寺に祀られるそうです。
車で行くしかないんだけど、雪が降ったら多分ムリ。
気軽にコーヒー、お供えできへんなぁ。
淹れたてなんか、まーまー絶望的や。
たびたび誰かの死に遭遇して、そのたび
『〇〇してあげればよかった・・・と死んでから後悔するくらいなら、
生きているうちに存分に関わっておけ』
と自戒するのですけど。
死んで後、弔いに訪れるのが難しいというのは初めての経験で、
戸惑っています。