二世さいごの幼稚園発表会

きょうは二世の、生活発表会。
幼稚園生活最後の、発表会です。

劇に、参加して。
劇中のあそび披露は、なかなか上手にこなし。
劇のおわりの歌では、姿がなく。
けん玉披露は、居心地悪そうにしつつも、上手に技を決め。
半年以上練習したもしかめは、周囲のみんなとタイミングこそ合わなかったものの
正味倍のスピードで回数をこなし。
さいごの園児全員での歌の時は、既に部屋を抜け出して教室にいた（汗）。

ホント、やらないと決めたことに関しては、テコでも動かんのぉ。

そんな、わが子の姿。
２年かかって、かーちゃん慣れました（苦笑）。

さて。
こっから先は、ちょっとマジメな話。

二世さんが４月から通うのは、地元の公立小学校の、特別支援学級です。

こっから先は、気になる人だけ続きをどうぞ。

最近の支援学級にはいろいろタイプが分かれているらしく、
二世が通うのは　情緒支援学級　になります。
知らなかったよー。支援学級＝知的障害、だと思ってた。

実際、二世が通うことになる公立の小学校には、現時点で
知的支援学級しかなく。
情緒支援学級の、新設をお願いしておりました。
それがどうやら通ったらしいと聞いたのが、ここ２〜３日の話。

現状、二世に診断名はついておりません。
ただ、『自閉症スペクトラムの広汎性発達障害』という診断名が
つきそうだー･･･というのが現役医師の見立てです。
このあたりは、春休みに病院に通って診断名をもらう予定でいます。
（予約がいっぱいで、これでも相当早い診察を回してもらえた部類）

もしかしたら、診察の結果、判定がかわるかも知れないのですけど。
もし診断名がつかなくても、それによって
『やっぱり通常学級で･･･』という話には、ならないことになっています。
幼稚園での生活の視察や各所からの報告を、会議にかけて、
支援相当であるー･･･っていう判定はもう出てるからね。

この１年、各所にお世話になりました。
相談機関には、この３月でひとまず通わなくなります。ひと区切り。
入学以降心配なことがあれば、また来所してください･･･とのこと。
さびしくもある。あーあ、２週に１ぺん、二世と水入らずデートだったのにな〜（笑）。

特別支援学級に通うこと、二世にはまだ言っていません。
ただ、特別にサポートしてくれる先生が、担任の先生以外にもいるよ･･･程度。
実際に学校生活が始まったら、二世だけ別の教室へ移動･･･ということも
当然起こってくるわけで、そうなったら違和感ぬぐえないだろうなぁ。
もちろん通常学級に机はあるし、名簿にも班分けにも二世の名前はあるのだけど。

でも、私が用意する各種提出書類には、『１組』とか『２組』じゃなくて
『コスモス（仮）組』って書かなきゃいけないらしいんだぜーー！？
ひゃっほーーーー心エグられるぅーーーーーー☆分厚い壁を感じるＺＥ！
（いきなりテンション変えるな落ち着け）

個人的には。
二世のことを『障碍者』と言われても･･･全然ピンときません。
多数派と同じ成長をしない、個性が強すぎる子、ぐらいで思っております。
二世の困ったあの性格は、お義父さんと一緒だし。
困ったこの性格は、末弟殿と一緒だし。
良く出るこの性格は、（お義母さん曰く）相方と一緒。
あーんなトコは、ああコレは私の血だねスマン。
色々悪いトコ出ちゃったねーアハハーーー、ぐらいのモンで。

ぼちぼち情報開示も始めてるんですが（特に幼稚園のママさん達に）、
驚かれることがほとんどです。

「うそーホントに〜？」
「えっ二世くんぐらいだったら普通学級で大丈夫でしょ？」
「〇〇もじょうずにやってたし、××も一緒にできてたじゃないー」

だよなぁ、って。
だろうなぁ、って。

二世は、能力がデコボコなタイプなので、見過ごされがちなのだそうです。
かーちゃんだってそうなんだもん。お友達のママなんか、もっとそうでしょうよ。

受け入れてもらえている、ってことでもあり。
理解されにくい、ということでもあり。
正直、ムズカシイなー･･･と思います。

障害って、なんだろう。

自閉症・ＡＤＨＤ・広汎性発達障害・アスペルガー・ｅｔｃ…。
そういった子どもの親が必ず抱く、この思い。
とある本がこの問いに答えてくれたので、
最近こころの中にずっと残っております。

発達障害の　障害　とは、
　普通にしていたら、本人も、周囲の人も、困る状態こと

ああー。ホントそれ。まさしくそれ。
本人も周囲の人も困るのであれば、支援を受けることに
とまどうことは無いよなー。

そんな感じで、周囲に先人のほぼいない小学校生活を、
二世もかーちゃんも送ることになりそうです。
『グレーゾーンっぽいとは言われた』程度の先人なら数人いるんだけどねぇ。
まーなるようになるわな〜、と、のんべんだらりと構えております。