じゅにあいりゅーじょん

まだ寝たくないじゅにあ様が、脱衣ストライキなさる。

寝室でスポーン、スポーンで、スッポンポーンと。
またたく間に、完成！フルヌード！
パジャマもオムツもポイポイーっと放り投げ、寝る気ゼロで寝室を徘徊。
母のタヌキ寝入りは、中断を余儀なくされるのです。寝ろよ！

脱がれ、着せ、脱がれ、着せ･･･と３回ほど繰り返したあたりで
いい加減頭に来たので、パジャマの脇のボタンを留めました。

･･･この、『パジャマの脇のボタン』。
子育て経験のない方にはピンとこないでしょうが、
子どものパジャマにはまま付いておるものだったりします。
本来の役割は、お腹の冷え防止。
わき腹のところにボタン、ズボンにちいさなゴム紐ループ、というセットで付いていて、
寝ている間にお腹がめくれるのを防ぐためのもの。

でもコレを止めると、オムツ替えが面倒臭くなるんだよなー･･･。
外れにくくなっているってことは、外しにくいってコトでもある訳で。
二世のときは、ほぼ、使わずにいたのです。

とはいえ、この状況･･･使い時だよなぁ。
今止めずにいつ止めるのこのボタン、って話ですよ。

暴れるじゅにあをガッチリ足で捕え。
難易度のやや高いボタンを、左右２ヶ所なんとか止めました。
はー大変だった。しかし背に腹は代えられん。

ふはははは、こーなってはもう脱げまい。
諦めろ。寝るのじゃ、じゅにあ。

じゃ、オヤスミ〜･･･

･･･

･･････

！！？

怪しい気配に目を開けてみれば、そこには
脱衣完了して満面の笑みで私を見下ろすじゅにあの姿！！

えっ、ちょっ！ボタンどうしたのーーー！！？

寝室には、左右のボタンが止まったままのパジャマが、
オムツを中に抱いたまま、転がっておりましたとさ･･･。
そうか、必死こいたら脱げるんだー、この状態でも。
かーちゃん君の脱衣に欠ける情熱にもうビックリさ。