たくさん手段があるといい
先日紹介した、この本の
わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
- 作者: ゆるりまい
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: 単行本
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元となったブログを、読んでおりましたらば。
(そのブログはコチラ→なんにもないぶろぐ)
こんな文章が出てきました。
仕事終わりにビールでも飲めれば、憂鬱な気分も吹き飛ぶんでしょうけど、
あいにく私は、お酒が全く飲めません。
ついでに言うと、男遊びも、ギャンブルも、薬物も、万引きもしないので、
私に出来る気晴らしは、
台所のシンクをピカピカに磨く事くらいでしょう。
なんとも情けない話です。
(なんにもないぶろぐ:「下膨れがいいね」と君が言ったから六月八日は下膨れ記念日。より)
思ったのです。
『情けないなんてことがあるか。すばらしいじゃないか。
おうちがキレイになって、気晴らしにもなるだなんて』
と。
私だったら、ビールを飲みます。えぇ、飲みますとも。
そして次の日、ダルくて半日ほどゴロゴロします。
何というムダ。気晴らしに、丸一日近くかかるだなんて。
それが、飲めない人だと、お掃除になるんだそうですよ。
おうちがキレイになって、気晴らしになって、翌日も元気に過ごせる。
なんて素晴らしい!
飲めない人って、いいなぁ。
・・・と思った次の瞬間、その考えを打ち消しました。
もし、逆の立場だったら。
飲めなくて、他に気晴らしの手段がなくて、掃除だけだったら。
私だって、『何とも情けない話だ』って、言うんじゃないかなー?
だって、それぐらいしかないんだから。
気晴らしの手段に、お酒もアリ、掃除もアリ・・・だったら最強じゃね?
『これがあれば戦える』ものは多く、
『これがなければ戦えない』ものは少なく。
そうあれば、生きていきやすいと思うなー。
そういう人生を、目指したいなー。
でもいくら多い方が良いとは言っても、やっぱ、
男遊びも、ギャンブルも、薬物も、万引きも、その辺は知らないままでいいや(笑)。