わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

カメラ女子になれません

先日の『何故かどうしてもできない、鬼門』系のハナシの続き。



私の鬼門のひとつに、【一眼レフ】があるのです。



一眼レフ。
でっぱりのないコンパクト系のカメラじゃなくて、
中央にでっかいレンズが張り出してる、アレ系です。
プロの持ち物、という印象が強いですが、最初に出会ったそれでさえ
オートフォーカス機能のついている、初心者でも扱えるものでした。



シャッター半押しでピントを合わせて、全押しで撮れる。
ただ、それだけの動作。



…それが、できない…!(謎)



練習で、持ち主と一緒に押したときは、ちゃんと動くんですよ。
それが、持ち主が位置について、撮ろうとしたとたん、動かなくなる。
半押しから全押しに、どーー頑張っても押し込めないのです。
渾身の力で押しても動かない。
(そもそも渾身の力で押すモノじゃありません/笑)



シャッターが下りないので、持ち主が確認に来て。
ちゃんと動くことを確認して、再び立ち位置に戻って。
シャッターを押そうとするんだけど、やっぱり動かない。
で、持ち主が三度確認に来て…



…みたいなことを繰り返した結果。



「アホか!何でこれだけのことができへんねん!
 もう頼まへんわ!ボケ!役に立たんやっちゃなー!」


「何やねんそっちこそ、好意で引き受けてやっとんのに!
 こちらこそ願い下げじゃこんな言う事きかんクソカメラ!
 地面に叩きつけられなかっただけ有難く思えー!」



持ち主である友人と、旅行先で謎の大喧嘩をしたのでした…(汗)。
旅行中、もうそのカメラが視界に入るだけでムカムカしたわーーあっはっはー。



ところが。



私、学生時代、遊園地でバイトしておりまして。
バイト中、記念撮影をするお客様を見かけたら、


『お撮りしましょうか?』


と声をかけるのが常なのですわ。
従業員が撮れば、カメラマン役が抜けていない、全員集合した写真が撮れるからねー。



ハイ、



たまーに渡されるんだ、一眼レフ(汗)。



で、またこれが撮れない撮れないッ。
3回に2回はシャッター下りてくれない。
下りても、こちらの意図したタイミングと全然違ったりして。
『えっ、今?今!?』みたいな写真が撮れるのですよ。
コンパクトカメラなら大丈夫なんだけどなー…全然そんなこと起きない。



たいていのお客様は、


「他のカメラで撮った分を焼き増ししてもらうから、いいよー…ありがとね」


みたいに帰っていかれるのですけど…これがもう心苦しくて。
そのうち、一眼レフを見たら、他のバイトの子を応援に呼ぶようになりました(笑)。



で、時は流れて、現代。



【カメラ女子】とか【デジイチ】とかが流行ってるせいで、
あちこちで一眼レフ見かけるんだよーーー!(涙)



バイト時代のクセで、『撮りましょうか?』って声かけたくなっちゃう。
ましてや、住んでる場所は観光地。しょっちゅう出くわすワケですよ。
知らんぷりして通り過ぎるのも感じ悪いし…。
そして引き受けて、時間かかって、クォリティの低い写真ができあがるという…。



あーもう、何なのこの体質。意味わからん!
もうここまでくると、一眼レフが私を嫌っているとしか思えないのだが。




最近のデジイチには、ボタンを押す代わりに液晶画面をタッチすることで
シャッターが下りるタイプのものがあるんだけど、やっぱり反応しないんだぜチクショウ。