大往生トイ
二世のウレタン剣が壊れてしまいました。
壊れたっていうか、お義父さんが使おうとして手に取ったら、
既に、剣と柄が泣き別れになっておったのです。
壊れたというより、気付いたら壊れてた。
もっと言えば…その前から壊れてました(何)。
買って割と早い段階で、中芯のアクリルパイプが折れてしまいまして。
その時は、私がそこに割り箸を削って詰め込んで、復活させたのです。
今回は、その割り箸ごとベッキリ折れてた。こりゃもうムリっぽい。
壊れたウレタン剣を手に持ったまま、お義父さんが言いました。
「うわー、たけちゃんコレ、いつ壊れたん?」
「いや、知らないです。ってか今知りました。
最後に使ったのならお義父さんですけど…」
「えっ、そんなんボク壊したみたいやんーッ。
ええー、ボク違うでー?壊してへんでー?
ボクじゃないってー、なぁ二世クン?」
途端に、弁解の嵐。
二世まで味方に付けようと、責められまいと必死です。
えぇっと、そんなこと言われましても…
二世自身が
『このウレタン剣で遊んでくれるのは、オジーチャン!』
と決めているから、他の人とは使わないんですってば。
ウレタン剣で遊ぼうって誘う相手は、お義父さんしかいないんですってば。
や、別に責めるつもりは毛頭ないんですけども。
そもそも、お義母さんが買ってくれたヤツだし。
もっと早くにオシャカになると踏んでたから、むしろ頑張った方。
言ってみれば大往生ですよ、そのウレタン剣。
ウチに来る人で、モノを壊して黙っている人はまぁ居ないので、
天然のお義父さんが、前回使ったときに壊れたのに気付かなかった…
ってのが真相だと思ってます。
…
…よくケガなかったなぁ…(汗)。