わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

それでも思いやりだったと信じてる

後部座席に二世をのせて、自転車こいでおかいもの。



前カゴにはたいてい、私のカバンが入っております。
マザーズバッグとしても使えそうな、ナナメ掛けカバン。
A4が入るサイズです。荷物多い人なので…。
後部席には、冒頭でも述べたように、二世。約13kg。
最近『乗ってる最中にヘドバンすると楽しい』ことを覚えたので、
前にもまして運転がたいへんです。勘弁シテヨ…(涙)。



で、買いに行くときはいいんですよ。
問題は、買った後。



乗せたいモンが、3つに増えるのです。
カバン、二世、買い物袋。



既に自転車の前後は埋まっておりますのに、さらに荷物が増える。
二世さん牛乳スキーなので、買い物袋たいがい重いし。
買い物だけに行くのであればカバンは置いていくのですが、
たいてい何処かへ行ったついでに買い物して帰るコースだからなー。



二世をどかせるわけにはいかないので、そのままお座りいただいて。
前カゴに、二世の次に重たい、買い物袋を入れます。
前カゴに入れられなくなった私のカバンは、
ナナメ掛けなのをいいことに、身体にぶら下げて準備完了。
えっちらおっちら自転車こいで、帰るのです。
漕ぐたびにカバンが足に当たってぽいんぽいん跳ねてイヤン。



で、今日。
準備ができて自転車にまたがる直前、ちらりと思ったのですよ。



二世のひざ、空いてるなー…って。



体験保育のときは、そのひざの上に通園カバンを置いたんですよねー。
落とされると困るので、取っ手にシートベルトくぐらせて。
おシリも小さい3歳児。カバンひとつぐらいのスペースは空くのです。



…ここに、私のカバン抱いてもらっ…



いや、でも、まぁ。
別に、このままでも帰れんことないし?
ちょっと不便なだけで済むんだから、
何も二世に窮屈な思いさせることもなかろー。



ところが。
そんな母の思いを見透かしたように、突然二世が言ったのです。



「ままー。ここ(と、ひざを差す)おいていいよ〜?」



まじすか。



すごい、二世気が利くぅ!
おもいやりやさしいちゃんじゃないの二世ー!!(ほくほく)
そういうことならママ甘えちゃうぜーっ♪



カバンのひもは私の身体にナナメに掛けたまま(一応保険)。
カバン本体だけ、二世のひざに預けて。
しっかり抱いといてねー、ってことづけて。
それでは、いざ出発!おうちへGO!



うわ〜い、やったぁ!超漕ぎやすーい〜♪








「ごーじぇろじぇろ、ないね〜ぇ?」



はぁッ!??




うしろから聞こえてきた不吉なセリフに
あわてて路肩に停車し、振り返ると、



二世カバン開けてサイフ勝手に出して
500円玉求めて小銭漁ってた。




んもうっ、お取り上げですーーーッ!(涙目)
母そんな子に育てた覚えありませんんんん!!!




お目玉くらわせて前カゴの買い物袋にサイフ放り込んで帰宅せり。