おふとんの上ですること
「ままー?あい、あと♪」
おふとんの上で、二世から、突然の感謝がきました。
こちらを真っすぐに見つめて。
しあわせそうな顔で、コクンと小首をかしげます。
あら、こんな満ち足りた顔、久しぶりに見たじゃない?
何に対するありがとなのか分かりませんが、まあいっか。
こちらこそ、どういたしまして。ありがとう♪
「おいしーね〜♪」
枕元に準備したストローコップを手に取り、麦茶をゴクゴク。
そうねー、麦茶好きだもんね。おいしいねぇ。
そんなにウットリ飲んで頂けるとは、ママも麦茶もシアワセだよ。
と、二世、おもむろに起き上がり。
ママを起こし。
真っ正面から見つめます。
そのまま、ゆ〜〜っくりと近づいてきて…チュッ☆
チューがわりの、お鼻とお鼻がこっつんこです。
おでこもくっついちゃった。超接近。
まぁまぁ、まるで恋人どうしのような甘えっぷりじゃないの〜。
二世ってば…
…でも、歯磨きの仕上げ磨きはするからね、ママ。
「いやーーーー!!」
ほらみろ、やっぱしそーいう魂胆じゃねぇかッ(涙)。