戸棚のはちみつ

冬。
寒がりの私は、ストーブのお世話になりっぱなしでした。

私の中の節約精神がもったいないと警鐘をならすものの、
なんせ根性が無いので、ストーブでも点けなきゃ布団から出る気にならない（笑）。
動き始めれば暖かくなるので、それまでの間と言い聞かせ、
朝の目覚めの儀式のようにストーブの電源を入れ続けておりました。

寒い日とか暖かい日とか、気温はあんまし関係なかったなー。
どうせ温度調節機能があるから、２０度以上にはなんないし、
いいかな〜？って。

春。
日が長くなるにつれ、徐々にストーブと距離を置くようになりました。

まだまだ寒い、三寒四温。
気温自体は、正直、冬とまだまだ変わりません。今年寒かったしね！
しかし、早くなる日の出と、カレンダーの『４』という数字に、
ついうっかり気持ちだけが先行。
電源ボタンを押したい気持ちをグッと堪えるようになりました。

寒い日とか暖かい日とか、気温はあんまし関係なかったなー。
なんせ、春なんだからストーブ点けたら負け！っていう気持ちだけで動いてた。
寒い日は…大人しく凍えてた（何やってんだ／笑）。

で。
どうなったかというと。

冬のあいだ無事だった戸棚のはちみつが、
春になって固まった。

今年の春の寒さにも驚いたんだけど、それより
自分どんだけ気分で寒がってんだって己に呆れたよ。