わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

ひめじクラフトアートフェア


1週間経ったけど書く。経った今だから書く



ひめじクラフトアートフェア』なるものに行ってきました〜。



要するに手作り品の作家さんたちが顔出し販売するフェアなのだな、
程度の知識でとりあえずGO。
地元の朝市でも手作り雑貨やお菓子の販売は多いので、
そんな感じを想像しつつ行ってみました。



…ちょっと違った。



『クラフト』『アート』と言うだけあって、ワンコインで買える手芸品とかは
メインじゃ無いのだね。ほとんど無い。
木工品が多かったよ〜。次に陶芸かな?
一点モノの家具やら時計やら、作家さんの個性の数だけあって、
結構目移りしました。
…買える訳ではないけどね。流石に高価ぇ。
飲食物は思ったほどありませんでした。



朝市と違って、売主さんに男の人が多かったのが印象的でした。
自分の経歴・受賞歴・アピールポイントを書いた看板が、必ずかかってる。



生活、かかってんだろうなー…。
こんなご時勢でも、腕一本で、己の個性で、食べていく決心をした人たちなんだなー…。



女性の売主さんも同じ思いで立っているのかもしれませんが、
少なくとも地元朝市の売主さんとは違うオーラを感じまして。
自称するかどうかはともかく、ここにいる人たちは皆、芸術家なのだな、と。
たくさんの芸術家の方々に凡人の私が囲まれている感が
ひしひしとするのですよね。



青空の下。緑の芝生の上。爽やかな5月の風とともに。
三ツ星メインディッシュ級の感性たちによる、極彩色ハレーション包囲網。
奇妙な感覚。



売主さんたちの拠点は姫路に限らず、全国から集っておられるようでした。
北海道から来てた人もいたよ〜。
交通費モト取れるぐらい売れないよね?とは思いますが、そこは問題じゃないんだろうなぁ。
同じ木工品なら木工品を扱う作家さんの店が並んでても、それは商売敵じゃなくて、
相乗効果でお互いの作品の個性を引き立たせあってるんですよ。
最初のほうに見て 「ふーん」 と流した店でも、一周回って再び見てみると
「あっ、こーいうのもいいかも」 って思う不思議。



格ゲーでもギャルゲーでも登場人物は多いほうがいいってのは、こういうことかー。
(そんな卑近な結論に落ち着くな)



で。
買うつもり無く見に行ったんですが、どーーーーしても気に入ったものがありまして。
30分悩んで。
頭冷やすために2時間インターバル置いて、他の店回って。
やっぱり欲しかったので戻って。
店の前で、高価いからって更に1時間近く悩んで。
…ここまで悩むんなら買っていいか、と、最終的に清水の舞台から飛び降りました。



「ん?何この木のオモチャ」


「んー、今日行ってきたフェアで買ってきた」


「ふ〜ん」



たまごを2つ組み合わせたようなガラガラと、鈴が入ったぞうさんのニギニギ。





2つで5500円だったことは、聞かれてないので言ってません。