目が点
仕事終わって帰宅すると、
家に、お義父さんが居ました。
…ほえぇぇぇええぇぇえッ!!?
何でッ!?相方さんよ…お義父さん、明後日来るって言ってたじゃん!?
明日のうちに片づけすれば間に合うと思ってたのに!!
そもそも家になんか今までに、以前相方が体調崩したとき心配して顔見るために
2分上がったっきりだったのに!?
何で至極ナチュラルに、コタツ入ってぬくぬくとパソコンやっておられるですかあッ!?
「いやぁ、医療費控除のやり方教えてくれって…」
あんた、自分で確定申告したことないでしょうが。
どやって教えるつもりですか。
学生時代稼ぎまくってた時だって、勿体無いからって私がおまいさんの
確定申告代わりにやって、2万円ほど回収しましたがな。それをどの面下げて。
「いやぁ…俺もそう思うんだけど…
『去年お前がやってくれたから今年も』って言うねんか、親父が…
やった覚えは、ないねんけど…」
…そーか…。
家を片付けてから、とか…そーいうのは…?
「昨日掃除機かけたからだいじょーぶ。片付いてるし」
横でコクコクとうなずくお義父さん。
片付いて無ぇよ馬鹿。
座るのに邪魔なモンだけ他の部屋に押し込んで、扉閉めただけじゃねーかよ。
その僅かな努力は認めるけれども、目の前の
室内用物干しにかかってる私の下着を何だと思ってんだよ。
まーお義父さん、全然そーいうの気にしない人っぽいし、えぇけどさ…。
明後日にはまた来るらしいので、手遅れとかは気にせずに明日片付けようと思います。