[日常]空気の記憶
夜中にケーキを焼く。
10年程前はよくやったモンです。
勉強しなければいけないという自分の立場を直視するのが辛くて
没頭しまくったお菓子作りは、自分で言うのもアレですが
そこそこの腕前だったハズ。
本気で製菓専門学校に行こうと考えた17の春。
逃避は、ときに力だと思う。是非は別として。
もうすぐボランティアも終了なので、明日生徒に振舞ってあげようと
思ったのです。
今でも年に数回泡立て器を握りますが、夜中である時はそうはない。
…だからですかね?
オーブンの余熱を始めて、バターと砂糖をすり混ぜていたら
当時よく歌っていた歌が自然と口をついて出てくるから不思議。