わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

時間当たりの労働の対価

「あっ、上がりましたよ」(ニッコリ)



職場で手の空いたスキに、後輩が言うんですよ。



「え…?何が…?」


「あ、いえ…時給が」



『お互い派遣先ばっかりだから、時給上がりようがないよなー』


なんて、二人で話してたのに。
つい3日前にもそんな話をしたばっかりなのに。



「……まじで」


「…派遣先でだけ、ですけど…」



お互いフリーターで。週当たりの勤務時間同じぐらいで。


彼はこの4月からで。私はもう一年超えてて。


彼は18才の、高校出たてのフリーターで。
私は26才の、接客業歴は累計5年超えてて。




私に言えた事じゃないけれども。言える立場ではないけれども。


彼の時給が上がることに、依存はないよ。
いつも真面目だし。一生懸命働くし。
機嫌の悪そうな顔なんて見たことないし。
勤務態度を考えれば、新人より一歩上ぐらいには扱われて当然だと思う。


自分の境遇と比べなければ、ね。


私は、自分より後にこの職場に入ってきた彼に、へっぽこなりに色々教えたぞ。
彼は人生経験少ない分どうしても、知識と技能は劣ると思う。
お客様に想定外の質問をされて、オロオロしてたりすることも多いし。
『私ならサラッと流せるけど…若いな〜^^』なんて思うこともある。
決して、≪何でも器用にこなすタイプ≫じゃぁないんだよね。上司ウケするような。


私より下だと言うつもりはないけど。
私は彼の位置に、倍以上の時間をかけてさえ並べていない、と…?





…あのさ。
そろそろ、俺、キレてもいいかな。(真顔)