カラオケ昨今
私たちが生まれた当時、カラオケボックスというものは存在しませんでした。
当時のカラオケとは、オッサンのたしなむもの。
スナックで酒なぞ飲みつつ、己の美声をひけらかすためのものでした。
1990年代、我々が小学生になったあたりで、通信カラオケの台頭もあり、
一般の娯楽としてのカラオケが広まり始めたのです。
という背景があったものですから。
我々が中学生・高校生だった時分、、未成年がカラオケに行くことに対して
拒否感を示す大人が、当時少なからずいたんです。
今では考えられないけど、ホントに。
中学校時代。
小学校の同窓会をカラオケボックスでやろうとしたら、幹事の親のひとりが大反対。
必死に説得を試みるも、なしのつぶてで切り捨てられ、結局、会場は緑地になりました。
高校時代。
遠足という名のレクリエーションへ行くことになり。
その候補地に、遊園地とボウリング場があったにも関わらず、
カラオケだけはどうしても認めてもらえなかった思い出。
これは当時の担任だけではなく、教師数人に難色を示されました気がします。
というか、反対と中立ばかりで、賛成する教師はひとりも居なかった覚えが。
当時は、なぜ反対されるのかさっっっっっぱりわかりませんでしたが、
今にして思えばあれは、旧来のカラオケ観から抜け出せない人だったんだろうなー。
コレ、平成生まれが聞いたら意味不明すぎて一瞬思考停止すんじゃなかろうか(苦笑)。
そんなことを、なぜ思い出したかというと。
WiiUにプリインストールされてる【WiiカラオケU】の収録楽曲に
【おかあさんといっしょ】や【ピタゴラスイッチ】などの幼児向けカテゴリがあって
時代は変わったなぁ…とつくづく思ったからなのです。
もはやカラオケは、未就学児すら対象とする娯楽なのだねぇ。
よもや【オフロスキーかぞえうた】を全力で歌える日がくるとは思わなかったよ。
えぇ、大満足です。ハイ。