わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

夏のアイツ襲来

玄関開けたらセミが飛び込んできて、母子大ピンチの巻。



二世とゴミ出しに行こうとした、21時ごろのことです。
玄関開けてスグの横手の壁に、留まっておられたセミさん。
コッソリ脇を通り過ぎようとしたのですが…結果は残念なことに。
見事、家の中へと飛び込まれてしまいました。




ジジジジジジジジジジジジジジジ!!



「ふわぁああああああ!!」


「ああああああああ!!」



33歳の母と、3歳の幼児、揃って絶叫。



玄関先に置いてあった二世の帽子で確保しようとしたのですが、
なかなか上手くいかず、結局見失ってしまいました(汗)。
何となく、玄関から飛んで出て行ってくれたように見えたけど…?



「ちゃう!いる!あかいのとこー!」



二世はまだ家の中にいると主張。
見える範囲で赤いものの周辺をすっかりチェックしましたが、
どうにもセミがいる気配はなく。



家じゅうのドアを、とりあえず閉めて。
ひとまず手に持ったゴミを出しに行って。
帰ってきて、ふたたび玄関付近を捜索。



むー…いないなー…。



二世はすっかりビビりまくって、目から輝きが失せております(笑)。
私から帽子を受け取ったかと思うと、自分でかぶり(ヘルメット替わり?)、
そのまま寝室に行って、お布団かぶって防衛の構え。
その姿はまさに、『甲羅の中に身体ぜんぶ引っ込めた亀』。
平たく寝転んで、お布団フルに広げて、手から足から頭の先まで
すっかりすっぽり忍者のように隠れております。あれまぁお上手。



んもう、ビビりちゃんねぇ二世…。
普段のやんちゃボウズっぷりは、どこいっちゃったのよ、もう。
ってかママ、キミが頼りなんですけどーーー。
ママ、羽音の大きい昆虫ニガテなんだよーーー。
ホラ、アレだ、こう、男児のたしなみとしてセミぐらい
素手で捕まえていただくわけにはいかないモンですかッ。



『ムスコがやくにたたないよー』とビビるママと、
『ママがやくにたたないよー』とビビる二世。
なんたるお互い様(笑)。
うむ、こーいうときだけ似たもの親子である。



とはいえ。
見つからないものはしょーがない。
やっぱ…いないんじゃない?
いないってことにしようよ、もう(何)。



すっかり意気消沈した二世をなだめすかして、ゴハンを食べて、
お風呂に入って、共に眠りについたのでした。





結論から言うと、二世が正しかった。



廊下とリビングを仕切るドアの上にセミさんを見つけたのは、
それから5時間ほど経った夜中のことだったのでした…。



帰宅してた相方が捕まえて屋外に放してくれたよ。
ブラボー!ほめたたえるぜ相方!!



虫取りアミ、買っておくべきかのぉ…。
虫取り遊びに興じる未来はあまり見えないのだけど、無いと困る気がする(汗)。