スルースキル二世
「あっ、おいしい♪」
味見して、思わず口から出たのです。
今までレシピ通りに作って、ちょっと辛かったんだよなー。
今回のは、芯まで甘くていい感じ。アレンジ成功。
正直、かなりいい出来です。むふふー。
「おいしい?
ぼくも、たべたいよー」
さっそく聞きつけた二世、ニッコニコでおねだりちゃん。
いそいそと食卓の自分のイスに座ります。
あーホント?食べるー?いいよー。
ママなかなか上手にできたと思うんだー。
はい、どうぞ♪
こうして二世の目の前に…にんじんの味噌きんぴらが並んだのです。
「…
ぴたっごらっすいっっちっ♪」
全てをなかったことにして、イス降りてTV点けはった。
そう言わずに、1本ぐらい食べてみんかね。なぁ。