わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

廊下を走る×電車で化粧

今日は昨日にも増して、お腹張りっぱなし。
一日寝てました。





…以下、全く関係ない話。



ツイッターでとある学生ちゃんが、


『陸上部がミーティングで渡り廊下占拠してて、
 遠回りさせられた。人生3分損した』


ってつぶやいてるのを見かけまして。
あー、そーいやあったなーそういう事…なんて
懐かしく思い出したのですよね〜。



梅雨時の放課後とか、もれなく廊下が臨時運動場になって。
1年の教室の前を3年生がサーキットトレーニングに使ってて、
異様にビビッた記憶がございますよ。
放課後友達とダラダラ駄弁るの好きだったんだけど、
梅雨時は早々に帰宅してたっけ。



で。
ミーティングにしろ、トレーニングにしろ、
顧問が監督してる場合ならいいんだけど…
顧問がいない時だと、遠慮がないんだよなー?あいつら。



運動部員って体格いいし。上級生いたりするし。
『通るから退いてくれ』って、なかなか言えない。
頑張って言えたとして


『ハァ?俺達が今ここ使ってるし』


って言われりゃー、嘲笑を浴びながら引き下がるより他ないのです。
…みんなあるよね?こーいう経験(汗)。



今なら言えるよ?


『廊下は通るための場所だから、
 本来以外の使い方をしている方が遠慮しろ』
『先に居るとか後から来たとかは関係ない』


って。
(もっとも、イキがりの中高生がそれで納得するとは思えませんが/汗)



運動部員が廊下を臨時運動場に使わざるを得ない、
ってのは、ある程度理解できるんだよー。
体育館に運動部員全員収納できる訳ないし(笑)。
だから
『廊下は通るための場所、だから運動場にするな』
ってのは、現実的に無理。



でもって、顧問がいついかなる時も監督すべし…ってのも
不可能だってことは分かってる。



そこに、梅雨時みたいな『臨時』がずっと続く状況が加わると…



自分たちのやってる事に、違和感を感じなくなってくる。



『廊下を運動場にしてもいい』
『顧問が口うるさく言うのは最初だけ。
 後は黙認してくれる=許されている』
『理由さえあれば望むように使っていい』



ってなる。



『場所場所には本来の使い方があって、
 その使い方以外は基本、するべきではない』
『やむを得ず本来以外の使い方をする場合は、
 本来の使い方をする人に迷惑をかけないことが大前提』



ってのが、今のところ社会通念として存在してる訳なんだけど、



それに反することが学校現場で通っちゃってる訳ですよ、
要するに。



…って考えたらさー?
無理もないと思わない?



『電車の中で化粧するなんて非常識』
って声に、若者が首をかしげるのも。



だってあるんだもの、電車で化粧する理由が。
(それが周囲の理解を得られるかどうかは別にして)
だってないんだもの、
『○○をするべき場所・控えるべき場所』っていう概念が。
ない環境で育ってきてるんだもの。



普段廊下を走るな!っていう教師が、
放課後顧問になったら走れ!って言って。
当たり前のように廊下を運動場に使えて。
通りたいっていうメンドクセー奴には、一言言って嘲笑えば解決。
逆の立場から見ると、廊下を通りたいっていう正規の主張は
やったもん勝ちに踏みにじられて当然、という経験でもあり。



そんでもって学校の外ではTPOわきまえろ、ったって
そりゃームリってモンでしょうよ〜。
そもそもTPOの大部分が『察する』文化に支えられてるし、
お子ガキ様にはハードル高すぎるって、それは。



…小学校のころの担任。
長期休みに入る前には必ず


「いろいろ言ったけど、本当に先生が守って欲しいことは、1つだけや。
 …死ぬな。」


って毎回言ってて、それこそ耳にタコができるぐらい聞かされて、
当時ガキだった自分は死なねーっての!って笑いながら
毎回聞き流してたんだけど、いつしか心に残ってて。



それぐらいの勢いで、巷の先生方には指導してもらいたいなー…
と思う次第であります。