わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

チョイス・ザ・二世

以前ご紹介した、100均の胸キュン柄手ぬぐい。




むりくた2枚はぎ合わせて台所用手拭きに仕立てたっていう、アレですよ。
現在も、機嫌よく使ってゴザイマス。
1枚じゃ物足りないけど、2枚にしたので拭き心地はグッド。
使い込んでほどよくクッタリしてきて、吸水性もええ具合になりました。
正直、かなり気に入ってる。



で、コレなんですけども。
えらく二世が好きみたい。



何故かは知らないけど、しょっちゅうタオル掛けから抜き取って遊んでおられる。
振り回したり、顔うずめてみたり、身体の前に当ててみたりしてる。



「えへへー、じゅぼん♪」



いや、スカートにすらなってないと思いますが…(汗)。
一度忍者のように頭にかぶせてあげたら、おおよろこびで写真を撮れとせがんだよ。



あまりにお気に入りのご様子なので、エプロンに仕立ててあげようと思いました。
2枚つなぎ合わせたヤツを三つ折りにすると、ちょうどそれぐらいのサイズなんだよねー。
お望みどおり着れるモノだし。
最近ニンジンの皮むきを覚えたので、お手伝い用にいいかなーって。



今ある分をエプロンに作り替えると洗い替えのローテーションに支障をきたすので、
エプロン用の手ぬぐいは、新たに調達することにしました。
二世を連れて、くだんの100均へ。



…むぅ。
同じ柄が、無い。



この手ぬぐい、新製品で出たばかりの頃はレジ前の一等地にズラリと並べてあったのですが、
どうも旬が過ぎたらしく、タオルコーナーの最上段に追いやられているところを発見。
縦長のケースに立てて並べられ、一番手前しか柄が見えないような状態でした。
これじゃーなー、補充は望み薄だなーー。ちぇっ。



今使ってるりんご柄が似合うと思ったのになぁ。
でも補充を待つのは現実的じゃないと見た。
しゃーない、二世。この中から選ぶよろし。



「これー!」



二世が秒で指差したのが、



黒地に白いレース柄プリントの、超フェミニンな手ぬぐい。




えっ。
いや、ちょっ、これは…どうだろう…?
えーっと、他に気に入るのはない〜?



「これー!」



色違いの、ピンク地の手ぬぐい。



…ほっ、他には?



「これー!これッ!!」



頑なにレース柄の2色を指差す二世。






えぇっとね、二世さん?



母は、ジェンダー論には一家言ある人です。
男らしいとか、女らしいとか、周囲が強制するのって馬鹿げてる。
本人が望むように、行動だって、服装だって、すればいいと思う。
だから、きみのその意志は、ホントは尊重してあげたいんだ。



でもね。
キミ、この手ぬぐいを広げたところ、想像ついてる?
さらに、エプロンに仕立てられるって、わかってる?
でもって、そのエプロンを着て、鏡の前に立った自分、想像できる?
…できないと思うの。母、そこまで二世にはむずかしいと思う。



母は、想像できます。
で、残念ながら…似合わないと思うのね?



でさ、二世?
イヤって言われたら、母も腹ぁくくるケド…





…こっちの、カエルさん柄でも、いいかなぁ…?



「…うん。いぃよー」




よかったぁぁーーーッ(汗)。




じゃぁレジに行こう、と伝えると、おおよろこびで手ぬぐいもって走っていきました。
母はその笑顔、カエル柄によろこんでるんじゃないって知ってるけどね。
とっととこのくだらない店から出たいから、って知ってるけどね。
まぁ、キミがご不満でないなら、何よりさ…(疲)。




なかなか持論と現実は合わぬものだなー、なんて思いましたとさ。
だって…レースエプロンに半笑いのお義母さんが目に浮かんだんだもの。しょうがなくね?(汗)