ギョッとした話
子どもに『うるさいッ!』って言わないようにしています。
そりゃー正直、口をつぐんでて欲しい時だってあるさ。
何度言ってもきかない時とか、ピシッと示しをつけたいこともある。
周囲の人間に申し訳なく思うときだってある。
でも。
あなたの渾身の訴えは、私にとってただの騒音です
、ってことだからね、『うるさい!』ってのは。
全否定。聞く価値ナシ。門前払い。
この年齢になっても、親に言われたら途方もなく悲しいことば。
だから、使いたくないなって。
…なのに。
「うるしゃーい♪」
嬉々として二世が口にしてんの。
何で!?なんでーッ!?
いつ何処で覚えてきたのさ!?保育園にも行ってないのに!
どうして覚えちゃったのーー!?
覚えられないようにこのセリフを何度となく飲み込んだ、
先日までの私のガマンは一体何だったのさーー!?
…と、軽く絶望した瞬間。
『えーい、うるさいウルサイうるさーい!
みーんなまとめてやっつけてやる〜!』
って、TVからバイキンマンの声が聞こえてきた orz
「ばいちーん、うるしゃーい♪」
ああ、そうですね…バイキンマンですか…。
よく言ってるもんね。覚えちゃったのね。
アンパンマンも、バイキンマンも、好きだもんね二世。
そんならもうしゃーないわな。トホホ。