二世よ。
二世さんよ。
眠りに落ちるか落ちないかの、ふわふわの意識で。
目の前に、母の足があれば、気になるのはわかる。
自分より大きな足に、爪に、さわってみたくなるのはわかる。
だが、だよ。
爪をはがそうとするのは、やめていただけまいか。
確かに、ちょっと伸び気味のまま放置してた私も悪いさ。
でも、だからって何も爪と肉の間に
めりめり指差し込まなくたっていいじゃないか。
徐々に力入れてったら、拒否るタイミングわかんなくなっちゃううじゃんか。
こっちも寝かかってたので不意打ち過ぎて変な叫び声でた。