ウレタン剣がやってきた
二世がウレタンの剣を2本かかえて帰ってきた。
お義母さんに買ってもらった模様。
あら?そんなの興味ありましたっけか。
って、興味示したから買ってもらったんやろうけど。
「いっくよー」
構えて言ってからかかって来なさる。
ウム、お義母さんのマネに違いない。
こうやって2人で遊んだに違いない。
『殺し合いのオモチャなんて・・・』
っていう誰かの声が聞こえたけど、
長いモノをブンブン振り回したいDNAが、
男子には、あると思うの。
だってこの、うれしそうな顔!
狩猟の道具を模したオモチャ、ってことで、
さっきの声にはご了承いただく。
身体に切り掛かるより、剣どうしを
ぶんぶんベチベチ打ち合わせる方が楽しいみたい。
早くも中ほどより曲がりはじめております。
まーアレだ、強度のある素材は当たると痛いから、それよか良い。
とか思ってる間に、二世の剣がママにヒット。
「ぎゃー。
やられたー。むねん・・・。
わたぼこりたけちよ、享年32さい。
たくさん笑いが取れて、いい人生でした・・・。
いままでありがとう・・・・・・ガクッ」
何も考えずに口にしたけど、割と本心かもなぁ・・・って
自分のセリフながら後々まで思いましたとさ。