わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

1LVUP

洗濯物を畳んで、タンスに入れて、振り返ったら二世が出してる。



こーいう時は、さすがにイライラします。
今片付けたのに。今出さなくてもいいのに。
『洗濯物を片づけた』っていう私の仕事は、
2秒でなかったことにされる訳ですか?
何だったの一体。あぁン?



子どもと2人っきりで家に居ると、こういうことはしょっちゅうあります。
そして、続く時には続きます。ニコニコと流せなくなってくるのです。



「やーめーてー」



片付ける。
出される。



「やめてってば」



二世の手をつかんで、目を見て言う。
片付ける。
出される。



「ダメ!」



二世の顔を両手で包み込んで、目をそらされないようにして言う。
片付ける。
出される。



「ダメって言ってるでしょ!?
 出したらダメ!ママは、イヤな気分!」



片付ける。
出される。



何度言ったら分かってくれるの・・・!
もう、このやりとり何度目だよ!?20回はやってるよ!?
いつになったら覚えてくれるの!?もうイヤ。もうイヤなんだけど!!
イライラはもうMAX。
片付けた『直後に』出されるっていうあたり、腹立たしさも3倍です。



・・・



あれ?



『3倍』?



そんじゃ、『直後』ってコトさえ、忘れてしまえば、
このイライラも、3分の1で済むってコト・・・?







『綿誇2等兵!
 このタンス砦は、現時刻を持って放棄することに決定した!』



そう考えた途端、脳内に誰かの声が聞こえたのです(何)。



「了解しました、軍曹殿!
 これより台所に向かい、洗い物部隊の救援に回ります!」



二世を見ないように気をつけながら、さっくり立ちあがって台所へ行き、
シンクの中の洗い物に着手する私。
いつもなら構ってほしくてまとわりついてくる二世も、
今はタンスの中身を引っぱり出すことに夢中で、近づいてきません。
はかどる。洗い物、非常にはかどる。
スゥーッ・・・と気持ちが落ち着いていきます。



洗い物が終わるころには、二世の興味はもう他のところへ行ってしまって。
邪魔されること無く、引っぱり出された服を畳み直して、
再びタンスに入れたのでした。ハイ完了。
あんなに押し問答状態だったのに、ものの5分で片付いたよ。
あー良かった。あの負の連鎖を、あれ以上続けなくて。



そっかー・・・これでいいんだ。



今日はママLVひとつUP。
じょうずにできました。いぇす!