向こうにとっては知った人、こちらからすりゃ知らない人

夕方５時過ぎ、抱っこした二世に話しかけながら
マンションにたどり着く直前のこと。

「こんばんわ」

にこやかな男性の声が聞こえて参りました。

「二世、こんばんわだって。
　ごあいさつしなきゃねー。こんばんわ。
　おにいちゃんこそお仕事お疲れ様やね〜」

そんなことを言いながら、すれ違ったのですが。

よくよく考えてみると･･･声の主に心当たりがない。

聞き覚えのない声なのですよ。ご近所さんかと思ったんだけど違うっぽい。
あいにく、二世をだっこしてたおかげで、顔は見えませんでして。
ちらりと作業着だったのが見えたから、時間的にも仕事が終わったのだと
判断しての先のセリフではあったのですが。
誰だアレ？
えらくフレンドリーだったから、見ず知らずの人ではないと思うんだけど･･･。

しばらく考えてみたんですが･･･
おそらくアレは、先週から隣の解体工事に来てる、ガテンの兄ちゃん。
服装とか。時間的にとか。多分まちがってない。

じゃぁ、何故あそこまでフレンドリーなのかというと･･･
私と二世が、現場の隣のマンションの住人だと分かったから。
じゃないかな？うん。

最近寒くて出不精で、大して出歩いてないのに、何故分かったのか･･･

･･･

聞き覚えがある声、だから･･･！？

うわーー！！恥ずかしい！！これは恥ずかしいッ！！
そうだ、きっとそうだッ！
いま二世としゃべってたから、声で判別されたんだッ！

家の中でとか、ベランダに出た時とか、
アレとかコレとか聞かれてるんだーっ！！（汗）
確かに現場の声とか聞こえてくるもんね！？そりゃ逆もまたしかりか！
足場組み終わったから、タイミングによってはウチの窓の間横とかで
しっかりすっかり会話聞かれてたりする訳ですよね！？
あーんなアホな話とかッ、あんなデタラメな歌とかッ、
見ず知らずの兄ちゃんに筒抜けえええええぇぇぇぇ（以下略）。

もう今更恥ずかしがったり取りつくろったりしてもしょうがないので
開き直って明日からもいつもどおり過ごそうと思ってます。くすん･･･。