わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

二世ブレイクスルー

嗚呼、人類ってこうやって進化してきたのね…。




お風呂の時間より1時間ほど早く、二世に眠気がやってきました。



眠気が来たというか、もう落ちる10分前ぐらい。
しかしここで寝かせてしまうと、絶対夜中に起きてしまいます。
せめてお風呂だけは済ませてから落ちて頂くか、
あわよくばお風呂で目覚めて数時間後に寝て欲しいのです。



急いで服を剥ぎ取るも、火の着いたように泣きまくり、
徹底抗戦の構えをとる二世。



「いやあぁぁぁ!!いやぁぁぁ!!」



必死というよりもはや、決死の抵抗といった様相。
真っ赤な泣き顔で、自分じゃ履けないズボンを履き直そうとし、
丸めてテープで止めたオムツを広げて再び履こうとします。
(新しいの履く、っていう発想はないのね…/笑)



こうなると、全力で力くらべ。
まだ何とか私が完勝できますので、マッハで洗った浴槽に
フルヌードの二世を無理くた放り込んで、蛇口をひねりました。



「いやあぁぁぁ!!」



まぁまだそこまで寒くないし、これで大丈夫っしょー。
溺れようにも浴槽はまだスッカラカンだし、
15秒に1回風呂場のぞきに行けば、危険もまずない。
ともすると、水遊びモードに切り替わってくれるかも?
二世は自力じゃ浴槽から出られないから、今のうち。



風呂から出たらスグ寝るだろうと思い、
大急ぎで布団を敷いていたら…



…二世の泣き声が、だんだん大きく…?



「ぃゃぁぁあああ!!」



見ると、そこには二世が。
ズブ濡れフルヌードでギャン泣き顔。
着る服を求めてこちらに突進中。



…驚くより、確かめたくて、フルパワーで二世を抱え
再び浴槽の中へ連れ戻しました。



「いやあぁぁぁ!!」



泣きながら、短い足を浴槽のふちにかけ。
うんうん、ここまではずっとやってたよね?



「いやあぁぁぁ!!」



おっ、腕の力で上半身持ち上げたぞ。



「いやあぁぁぁ!!」



そのまま、浴槽のふちに腹ばいになって…



「いやあぁぁぁ!!」



…コロンっ。
おぉ、脱・出。




進化したッ。
今まさに、二世が進化したッ!
人間の『イヤ』って、ここまで人を進化させるのね…ッ!




嗚呼、面白いものを見ましたー。
その後は特に覚醒することもなく、お怒りモードのまま
ママになすがままにされる二世だったのでした。



…悔しかったらしく、今度はお風呂から出ないって
言い張ったけどね…(汗)。