わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

ムカデが出たら

平屋のわが家には、たびたびムカデが侵入します。
夏の夜、雨が降った日なんかてきめん。



二世の寝かしつけの最中、母上が様子を見にきました。
格子戸から中をのぞき込んだ母上…二世とバッチリ目が合った(笑)。
ばぁばの出現に、嬉しそうに跳ね起き、駆け寄る二世。
あーあ。このままだと寝付きそうにないや〜。
で、しばらく母上にも付き合ってもらうことになったのです。



私と二世のとなりに、母上が横たわります。
そのまま予備の枕に手を伸ばして…



「うわっ!ムカデ!!」



ヤツはスキマが好きなので、枕の下に潜んでいたらしい。
幸い噛まれた様子はありません。
母上がムカデをマークしているうちに、
私がダッシュで【ムカデ退治セット】を取りに行きました。
ウチの男どもは援軍としてイマイチ期待できないので、
自ら速やかに迎撃準備をするのが最善手。鉄則です。



台所のハエ叩きGET。
同じく台所のゴミばさみGET。
風呂場から洗面器を確保して、ポットの熱湯を張ります。
よし、準備OK!



戻ると、スリッパで足元を固めた臨戦態勢の母上が、
ムカデの上に再び枕を乗せて、ガン見で見張っておりました。
直接見えなくなるけど、先も言ったようにヤツはスキマが好きなので、
座布団とか何かかぶせといてやると、逃げられにくいんだよね。
(座布団の周囲に何も置かないことがポイント。
 でないと、座布団の下→ふとんの下→畳のスキマ→床下
 …みたいに逃げられる)
状況的に、十中八九、ヤツは枕の下にまだ居ます。



母上に【ムカデ退治セット】を手渡し。
私は二世を抱いてリビングに避難。
あとは…枕をめくると同時に必殺の一撃を加えれば、任務完了。



「でやーー!!」



バシッ!バシバシッバシッ!



…母上、勝利。



弱ったムカデをゴミばさみでつまみ、洗面器の熱湯にポイ。
くるくると手足を丸めるムカデ。おぉ、終わったー…。
殺虫剤じゃないので、すぐ部屋に戻って寝たって安心なのです。



ついでなので、二世にもムカデ見せときました。
コレ触っちゃダメよ。めっっっちゃイタイからね。
見つけたらママ呼んでね。
かな〜り言いきかせたけど…覚えてくれてるといいなぁ。



改めてふとんやケットの安全を確認したら、添い寝再開。
あーよかった。二世かまれなくて済んで。
ほっと一息。



そうだった…ムカデ出るんだった、実家…。
私は子供のときから慣れてるけど、二世はマンション育ち、
そうそう慣れてくれないだろなー…。
いくつになっても実家って、
『夏場はおそろしく危険な家』、かもなー。





…ん?





フツー母親ってこういう時、
初手で子供抱いて逃げるモンじゃないか?





迎撃準備、少々遅れたっていいんじゃね?
今後に向けて対応に慣れろとか、1歳児に期待したってムリだろ。
家を出て4年経ってなお同じ対処ができるってのは、
一見良いことのような気がするけども…?





母親歴、1年10ヶ月。
いっぱしの親には、まだまだ遠いようです…。