わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

読みドンピシャ

長男殿が遊びに来てくれました。
with彼女(!)。



彼女ちゃんからは二世にプレゼントを頂きましたよ〜♪
明日からでも使えそうな、月齢ピッタリの絵本が2冊♪
やったねーっ、明日から読んじゃうもんねっ。
私にくれた紅茶も嬉しかったけど、二世へのプレゼントはもっと嬉しいのさ♪



あとは、母上からのお届けモノと、長男殿からの輸入ビールを受け取り。
テキトーにお菓子とお茶を並べますれば。



「なぁ…実はな、ゴメン、黙ってたことがあるんやけど」



若干神妙な面持ちで話し出す長男殿。
話し方からして、それなりに大事な事ではあるものの致命的ではない、
といった感じです。
長男殿の事は基本的に信用しているので、黙っていたにはそれなりの
理由があるのだろうと思えるのですよね〜、自然と。
特に身構える事無く、続く言葉を待ちます。



「ふむ、何?」



「いやぁな…







 親父、入院してん」



「あー」(即答)



「でもな、姉貴に言ったら…
 病院来て、親父に説教するやろ?」



「うん、するねぇ」(即答)



「もう明後日には退院するから、まぁ、心配せんといてぇな」



「ん。了解」




あぁ、またかー…そりゃーそうだろうな、っていう感じでしたわ。
病名は、予想の通りの脳梗塞
って聞けばフツーはものすごく心配するものなんでしょうけど…



脳梗塞で入院するの、4度目。
病院も、母上に薬とってきてもらうだけ。本人全然行かない。
酒もタバコもとっくにドクターストップ。でもやめない。
もちろん家族全員で止める。でもきかない。
本人曰く、「俺の人生だ、好きにさせろ」



そら心配してもらえへんやろっていう。



いくらなんでも、本当に死にかけているのであれば連絡来るでしょうし。
連絡が来なかったてことは、その程度で済んだということ。
あーやれやれ。安心したというより、呆れたよ。
何でも、私に内緒にっていうのは母上の判断らしい。
母上グッジョブ。むしろ交通費浮いて助かったぐらいの勢いだよ(そこまで言うか)。



長男殿も、あとで連絡取った母上も、口を揃えて



『これでしばらくは懲りるだろうね』



って言うんだから、私だけが親父殿をアレと見てる訳では無いのですよ、正味な話。
だって…『しばらくは』だよ?『しばらくは』。
退院後に生活を摂生しても、喉元過ぎればどーせ元戻るだろうって、
2人とも思ってる訳です。
私もそう思うよ。摂生生活、私の見立てでざっと半年、長くて次の次の年末ぐらいまで?
自宅に居るメンツが何とか頑張って、少しでも引き伸ばしてくれるとええんですが。



そりゃー説教でしょうよ。



…入院しても心配する気になれない親、ってのも、何だかなぁ…。




それにしても、この行動の読まれっぷりといったら。
親父もさることながら、私も読まれすぎですわ(笑)。
伊達に長年家族やってないなぁ…と妙に感心したひとときだったのでした。