VS仮想敵
マリオカートWiiの対人戦をやっていると、気がつくことがあります。
どこのステージで遊ぶかは、毎回、全員の希望からルーレットで決まるのですが。
国内でやると、『どこのステージでもいいよ〜』とランダムにする人が多数を占め、
世界中でやると、大概の人が『ココがやりたい!』とどこかしらのステージを希望してくる。
海外の人は、自己主張がシッカリしているのですねー。
国内だと、大体ランダム:指定=7:3〜8:2ぐらい。
これが世界中だと、ほぼ逆転します。ランダムにしてるの自分だけ、とかも珍しくない。
国民性って、こういうところでも出るモンだなぁなんて、ひしひしと。
と、同時に。
逆に海外の人からすれば、日本人は自己主張に乏しいなぁ…と思われてるんじゃないかと
思うわけですよねー。
…思うが早いか。
脳内にワサワサと仮想敵である金髪のおねーちゃんが湧き出てきて、
日本人体質のたけちよとバトルになりました(何)。
『何で毎回毎回「ドコデモイイ」言うのー!?主張に乏しい!!』
「いや…別に、特にやりたいステージって無いし」
『好きなステージとか、本ッ当に無いの〜?』
「んー、まぁ多少はあるけど…
32ステージの中から1つだけ選んで『ここ!』って言うほどではないかなー…」
『別に1つだけをプッシュし続けなくてもいいじゃない。
好きなステージいくつかリストアップしといて、毎回違うの言えばいいんだよ』
「でも…選ぶのって時間かかるじゃん?早く決まれば早く遊べるよ?」
『で、自分だけ早く選んで、みんなの希望が出揃うまで待ってるんだよね?結局』
「うん…まぁ、そうかな…」
『でもって、他人の希望が叶うのばっかり、横でずっと見てるんだよね〜?
ルーレットが自分のトコで止まっても、出てくるのが好きなステージとは限らなくって』
「…確かに、そういうこともあるかな…」
『自分のところで止まったあげく、苦手なステージになることもあるんだよね?』
「うっ、そー言われると…」
『好きなステージ言っておけば、少なくともそのケースは回避できるよ?』
「なるほど…」
『ランダムにするって事は、苦手なステージに当たる確率上げてるのと一緒だよ〜』
「むぅっ…それは、ちょっと嫌かも…」
『でしょー?じゃ、何かしら主張しとかなきゃ損じゃない〜』
「うーん…そう言われてみれば、損…なのかなぁ…?」
『そうだよ〜損だよーー♪(にっこり)』
…たけちよ、自分の生み出した仮想敵に敗北。
いやぁ、負けちゃったよ。とほほぃ。
でも向こうの人の考えに納得がいきましたよ。
納得いった以上は、見習うべきだよね〜?
本当は全部、わたぼこ脳内でのできごとですけど。
世界中で対戦のときだけ、思いついたらですが、どこかしらのステージを
希望するようになったのでした。
ミラーの時にすぐ落ちるよな壁の無いコースとか、正直勘弁して欲しいんですもんにゃー。