わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

糸会

ちょいマジで絵の話。




えっと、いきなしですが。
たけちよは自分の事、『絵師』 じゃぁないと思ってます。



友人などにはよく


「お前は絵が描けるから〜」


という話をされることがあるんですが。
(その時ほぼ必ず言うことなので、聞いたことある方も多いと思いますが)



私は、絵、描けません。


描けてません。
描けると思ってません。
描けてないけど、描いています。



たけちよは、『ネタ』 を他者に伝える手段として 『絵』 を描きます。
描きたいのは 『ネタ』 であって 『絵』 ではないのです。



だから、『絵師』 ではなく 『ネタ師』 と呼んでもらえると嬉しい (何
ついで言うと、採用ハガキのコメントに 『(笑)』 がついてるとスゲー嬉しいw



『ネタ』 を他者に伝える手段として 『絵』 を描く、と言いましたが、
ついでに言うと、『ネタ』 によっても伝える形式を変えた方が良いと思っています。
『絵』 が最も解かりやすいのであれば 『絵』 で、
『文章』 の方が伝わりやすいのであれば 『文章』 で、
『口頭』 が一番楽しめるのであれば 『口頭』 で、友人との話のネタにします。
…たまに機を逸して違う手段で伝えちゃうこともありますが。



閑話休題
という訳で、たけちよは絵が描けません。
するとここで、一つ問題が生じます。


頭の中にあるネタの絵コンテに、己の画力が追いついかない…という事態が
発生するのです。



その為に、画力向上が課題となります。
『絵』 の利点は 『見せたいものが相手に一目で伝わること』 なので、
“画力が足りなくて何を見せようとしているのかが不明” では
ネタを伝える手段に 『絵』 を選択する意味がさっぱりプーなのです。
描けないんなら喋りなさいよっていう。



たけちよは、『ネタを伝えきれる絵』 を目指しているのです。



という訳で、投稿を始めてほぼ1年。
壁に当たる度に乗り越えたりテキトーに誤魔化したりしてきました。
へっぽこなりにじりじり経験値上がってきた実感がありますよ。
ちょっとずつ描けないものも描けるようになってきましたし(恐ろしく牛歩ですが)。



そんな場所を目指した来た昨今。
ふと。



自分の画風が別に好みじゃない、という事実に気が付きました(何


いや嫌いでもないですケド…(笑汗)



絵を描く人向けの質問によく 「好きな絵師さんは?」 というのがありますよね?
多くの場合 「好きな絵師」 = 「目指している絵師」 だと思うんですが、
たけちよの場合、そんなことないです。全く違うと言ってもいい。
あんな風に描ければいいな〜、と思うことはありますが、あんまし目指してはいません。
マネとかもほとんどしません(ある程度はした方がいいとも思うんですが)。



というか、ぶっちゃけ居ないんですよねー目標の絵師さんって。
根本的に画力が違いすぎて遠過ぎるところに居られるので、
目標に据えるには違うというか。
百歩も千歩も先にあると、目標だと認識できないというか。


絵師も漫画家もそれこそ星の数いる現代日本ですが、
目指したいと言える 『十歩先』 の方は居ないですよプロには。
やっぱプロですから。そんなおこがましい。
でも同人にはあんま詳しくないし。






さて。ここまでが実は前フリ(何だと)。







見つけたんですよ。 
目 標 と 呼 べ る 方 を … ッ !



今まで漫然と見てたんですが、はたと気が付いたんですよね。
分析してみて、更にドキッとしました。




絵自体は確かに売れる系統じゃないし、私の好みでもない。
上手かどうかと言われたら、正直ちょっと悩む。


でも、伝えたい事をきっちり不足なく伝えきれる実力。
間違っても「え?それ何の絵?」って事はありません。


テンションが普通の絵と高い絵との使い分けがしっかりできて。


キャラの動きにもメリハリがついています。


そして、笑えます(これ重要)。


ついでに言うと、私の描けないカラーが描けて、
似顔絵がとても似ています。




これだ…私の 『十歩先』 を行く方はこの方だ…!
決して近くないけれど、これなら目指せる。
百歩も千歩も先の美麗な絵はまだまだ目指せないけれども、
好みの画風になるのは後回しでいい。
ま ず は 、 こ こ だ … !
間違いなく、今、私が辿り着きたい場所に、この人は居る…!





彼の人の名は…



















鉄拳。







とりあえず顔白く塗るところから始めようと思います。
(やめなさい)