わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

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登録先のホテルで、ウンヶ月振りに洋食のレストランに入りましたよ。



そしたらアナタっ。
知らないうちに、ケーキバイキングなんかやってるじゃないですか!?



ランチのピークが過ぎた14時から、
こっそりホールにできてたビュッフェ台に
続々とケーキが並ぶのですよ!
何よこのナイスビュー!?
落ち着けったってそうはいくもんですか!!
だって、だって…そのケーキは…



いつも私たちが宴会の片付けで泣く泣く捨てるのと同じケーキ…!



ええ、ぶっちゃけ高価くないケーキですよ。
立食ビュッフェで最後に出されるっていう程度の代物ですよ。
正直、冷凍だって聞いたよ。製菓厨房から出てくるケド、
果たしてパティシェが手を加えてるのかどうかさえ疑問だよ。



でもさ…
私たちにとっちゃぁ、目の前にあるのに決して食べられない
ケーキなんだよ。
手で触れることはあっても、そのままゴミ箱へ投げ込まなきゃいけない
ケーキなんだよ。


こんなに美味しそうなのに、お客様はどうして食べてくれなかったんだろう?
こんなに美味しくできたのに、何故捨てられなければならないんだろう?
グッバイ、ケーキ。次に生まれてくるときは、
美味しく食べてもらえるケーキに生まれてこいよ…
そんな事まで考えながら別れを告げ続けてきたケーキだというのに。



そのケーキが、



今目の前に並んでて、



金さえ払えば食べても良いと………!!




うおおーーーッ!行かいでかっ!!
ケーキ達よ、志半ばにして果てたお前らの無念、
今こそ俺が果たしちゃるーーーッ!!



特・攻ォーーーー!!




仕事の時間が終わると同時に、挨拶もそぞろにロッカーへ直行!
マッハで着替えて裏口から飛び出し、最短距離で正面玄関へGO!
自動ドアの開く速度がもどかしいっ!
ロビーを抜けた先には「あれっ?」ってな表情のマネージャー!
俺は決意の表情で、ビシリと一言告げたさ!




ケーキバイキング、一名。」




たけちよの今日の昼食:ケーキバイキング