わたぼこ堂雑記帳

「お前のはのーみそはわたぼこりか!」 う~ん、さもありなん…そんなたけちよの日記。あなたのお役に立ちません。

誰が楽しいんだ俺の旅行記

鬱陶しくなるので「続きを読む」形式で。
心の広い方だけ読んで〜。



目的地

日本海若狭湾沿い『水晶浜』というビーチですた。
きっかけは、5〜6年ほど前のKansaiWalkerに載ってた写真。
今まで海水浴といえば関西のニゴった海しか縁がなかったので、
あまりの透明度の高さにヒトメボレしたのですねー。
当時まだ大学生だったたけちよ、買ったばかりの愛車(と書いてマーチと読むッ!)で
下道を疾走、日帰り強行軍で行って以来すっかりトリコでして。
今回で3回目かな?できれば毎年行きたいのですが、そうも行かねー。
(後日談:相方により4回目だということ判明。さすがあわせみそ)


宿泊先

こちらはなじみの場所なぞございませんで。
ってか一泊で行くなんて初めてだぜ海水浴(ドキドキ)!
相方が連休だったので、ビンボーなのに無理して行ってみた。


というか一泊するってのを4日前に急遽決めたので(ォィ)
ムダにおおわらわ。おろおろ。
しかもできるだけ安く上げたいっつー自縄自縛っぷり。
とはいえ素泊まりはあまりにサビシイ…晩ゴハンのアテも特にないしなー。


んで結局三方五湖周辺の宿、朝・夕付き 10600円 に決定。
特には安くないケド…自家製ビールに負けましたw。

出発

相方が朝7時に迎えに来る。ご苦労様である。
出発は4時にだったらしい。合掌。

いきなし空腹

早起きなんだから朝ごはんなんぞ食える訳がなし!(えばるな)
予め調べておいた、気になるゴハンやさんにGO〜。
麺房 かなめ


ここの名物は『うそば』。
ズバリ、『うどん+そば』で『うそば』。
麺の表側が白で裏側が黒いオセロ状態の麺。それがうそば。


すごいよ。考えはしても実行しようとする人はそういないよ!?
容易いように見えてきっと、完成までには限りない努力があったのでしょう…
報われてるのかどうか解らない努力が。
そんな大半が遊び心でできたゴハンにたけちよが心惹かれない訳がない!


…えーっと、アレだ。
主食と主食を足すと主食じゃなくて嗜好品になるって初めて知った。


交互にくるつるりとした舌触りとざらついた食感、そばの香りと小麦粉の甘さと
つゆの味と薬味の味と、最後にほんのりワサビがツーン。
口の中超複雑、テイストクロニクル。これはもう哲学かも知れん。


確実に言えるのは、コレは主食じゃないってこと。
初見でウッカリ大盛なんぞにした日にゃぁ、舌が感じる情報の多さに
知恵熱出るかも知れん。


疲れました。食べ疲れるなんて初体験。

ドライバー交代

相方の車(購入半年弱)ぶつけたらどうするつもりなんでしょうか俺。
それでもマーチで行かなかったのには訳がある。


か ー な び げ ー し ょ ん し す て む ( 萌 ) 。
コイツ優秀だぁ。方向音痴の俺でも目的地に真っ直ぐ辿り付けるよ。


にも関わらず、最終コンビニを逃す… orz
海の家高価いから何ぞ買い込みたかったのに。
現地到着。時刻は昼前。泳ぐぜ。

海水浴〜

おを〜流石日本海、透明度高いよ〜〜(嬉)。
泳ぐ魚もバッチリ見えるぜーー…なんか水面近くですが(汗
小さい5cmぐらいの、フグ?みたいなカタチの魚だったんだけど、
一生懸命沖に向かって泳いでる。
なのに、どんどん岸に流されてく。
…あっ…明らかに…アイツ弱って……(哀
岸に向かって小さくなってく姿を見ながら、相方が声をかける。


…がんばれよー…


…残念ながら、ヤツの旅は終わりに近づいてるんじゃないかなぁ。

お宿

3種の自家製ビールは全種類制覇しましたよ勿論?
プハー!大満足。


…食堂で宿泊客全員が食べてたのに、気がつくと俺等だけ。
やっぱ、酒飲むヤツは長居するやねー(他人事のように)。


水産物スゲー美味かったです。
さては、湖畔だけあって魚も取れたてくぁ!?
マグロにブリにサザエにアジ…って明らかに海の幸。
まぁ若狭だし。


温泉宿ではなかったのですが、代わりに『梅風呂』なるものがありまして。
浴槽にはフツーに透明の湯がはってあるだけなのですが、
壁にデカい水槽が埋めてあって、梅酒状態で梅がアホ程浸けてあるのですね。
水槽と浴槽がどこが繋がってるかは解らないケド、ともかく風呂じゅうに
ほんのり梅の香りが…しません(謎。 あれ?おかしいな?


…と夜の入浴では思ったのですが、朝も一度入ったらしてました。梅の香り。
もしや香りの元でも足s…きっと夜は鼻がマヒしとったのでしょう。ねっ?

レッツ観光

特に決めずにその場のパンフとカーナビの情報を頼りにふらふらと。

箸匠せいわ

…何この“箸とその他のアミューズメントパーク”!?w
堅気に職人が箸一筋で作った箸が並んでる店を想像すると
肩透かしを食らうね。


入り口で記念品の塗り箸を頂き、そのまま奥の席に案内されると
いきなしおねーちゃんの箸講義が始まりました(謎。
箸の歴史と文化と商品説明…って
何故ソコに『肩こり用竹炭入りシール』の説明が加わる?
でもおねーちゃん可愛かったから許す(ォィ)。


各地各国の箸と、箸を使った謎のディスプレイの並ぶ通路を抜けると、
来ました店内…の片隅に研磨機があります。ん?
実はここでレッツ体験学習のコーナーだったようで。
入り口で貰った箸をこの研磨機で削って模様を出そう、という貴重体験。
フツーに削ると、チャイナマーブル状態の漆が削れて円形の波紋模様が出ます。わぉ。


世界で一膳の、きっしょくわるい模様のお箸ができました(汗。


店内は箸に限らず、他の塗り製品、他の竹製品、竹炭製品、
和小物、シルク製品…手広いなぁ経営者。
店を出たら出たで「お茶召し上がってって下さいー」と
ミニ縁日の前を通って別館のプレハブ(案の定店w)へ通され、
お茶を頂きながらやっぱり商品説明。
お菓子に、細工物、オモチャのよなアクセサリー、
果ては社長の本に社長作詞の歌CD…ってだから手広過ぎだよ経営者。


きのこの森

パンフをめくっていると、何気に心惹かれる施設の名前が。
その名も、『きのこの森』
名前からして妖しすぎるっ!何があるんだ!?


森のシンボル、キノコを模した高さ30mの『きのこタワー』!
きのこに詳しくなれる『きのこものしり館』!
更に『パターゴルフ』!『ビッグスライダー』!『陶芸館』!『きのこ茶屋』!


うわーーー、コイツぁ萌え萌えだぁーーーー!! ←アホ
行くぜ!行っちゃうぜ!きのこに萌えるぜーーー!!



… 休 館 日 で す た  orz



休館日の月曜が祝日だからってそれはどーだよどーだよそれは〜!?
きのこ…きのこぉ…グスン…(泣)。誓リベンジ。


天徳寺・瓜割の滝

きのこの森に行く途中、気になる看板が。


『瓜割の滝300m ←こちら』


300mで滝が拝めるなら、寄り道してもいーんじゃないか?
清水好きだし。名水らしいし。れっつ寄り道ゴー。


…嘘ですた。
天徳寺入り口までが300mですた。
えっちらおっちら歩いて滝まで行くのかよー…
…と思ってたら意外と入り口から滝まですぐですた。ほっ。


っていうか…
…え?コレ…滝?


小さいよ!小さいってコレは!?
階段5段分ぐらいしかないっしょー!?w
でもこれより奥に『瓜割の滝こちら』の案内板無いし、
滝に関する説明の看板とか石碑とか立ってるから間違いないっ!(汗
箕面の滝クラスを想像してたので( ゜Д゜)ポカーンですよ。


でも、ものごっついいい場所でした。
素人目にも明らかに霊場。凛とした空気が漂ってました。
あんまり長居したら煩悩の塊の俺なぞ浄化され切って消滅しちゃうんじゃないか?
ってぐらい、マイナスイオンゆんゆんでした。
入り口から近い分余計に不思議。


帰り入り口そばの売店で、せせらぎで冷やされる
名水使用の手作りくずまんじゅうに惹かれました。
もちろん誘惑には勝てませんでした。


かえりみち

ナビ様の言うとおりにてれてれと道を進む。
どうやら京都の北のほうを通って帰るっぽい。
どうせ京都通るなら、一度行ってみたい店とかなかったっけー…?


…思い出した!


リスン 京都北山店
有名なお香の店です。
北山の方にはなかなか行く機会なかったから、一度行ってみたかったんだよね〜。
駐車場なんかないだろうけど、ちょっとムリしてゴー!



… な く な っ て ま す た  orz


今日そんなんばっか。


今ちょっと調べてみたら、ツブれたんではなく移転っぽい。
現在は四条烏丸に店舗があるっぽいです。知らんかった…。

んで

渋滞に巻き込まれつつ、それでも頑なに地道で帰って参りました。


ただいま。そしてオヤスミ…(ぽてっ)。